日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイム

日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイム


今年は冬のシーバスゲームが難しかっただけに春の本格的なシーバスも心配だった。だが、気温が上がって水温も上昇して来ると、それまでがウソのように釣れ始めた。それも60cmを超える大型が陸っぱりで、しかもデイゲームで釣れるんだからたまらない。今回もそんなたまらないシーバスのデイゲームを陸っぱりからお届けしよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

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宮坂剛志

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日中の河川でシーバス釣行


4月8日(大潮)この日も雨後の濁りを期待して、デイゲームでいつもの小河川へ入った。水面を見るとまさに理想的な濁りが入り、昼間なのにあちこちで小さいボイルまである。先週までとは全く違い、状況はかなり好転しているのがわかるが、釣れるかは別問題なのが問題だ。



日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイム桜が満開での釣行(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

さっそくシンキングペンシルのジャークでキレのある動きを試すと、下から突き上げるようなアタリが来た。しかし、これが針に掛からない。浅いのでルアーに食い付く所が見えるのは面白いが、とにかく掛けるのが難しい。投げるたびに反応はあるが、なかなかキャッチできない。


日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイムシンキングペンシルが活躍(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

60cmシーバス登場


この場所は潮が上げて来るとベイトが散ってしまってなかなか釣れない。なので潮が引いて、ベイトが1ヶ所に溜まっている今がチャンスなのだが、浅すぎてやりとりが難しい。ルアーをシンキングペンシルからフローティングミノーに変えて1投目、ついにガッチリと食わせた。

日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイムこの日は何処へ行ってもアタリがあった(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

昼間でもおかまいなしに強烈な引きが伝わる。何とか仕留めたのは、60cmジャストの立派なシーバスだ。その後もアタリは頻繁で、今日は数釣れると思っていたのだが、バラシを繰り返しているうちにそのアタリが遠のいてしまった。

活性が上がって55cmを追加


ここで少し移動したが、この日はどこへ行ってもシーバスの活性が高い。だが、こんな日に限ってなかなかキャッチできないものだ。そして、いよいよ潮が上げだしラストチャンス到来。元の場所へ戻ると、ベイトがザワザワとしていて、見た目にも釣れそうな状態になっている。

日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイムデイゲームで55cmキャッチ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

さっそくシンキングペンシルを投げて粘っていると、ついにヒット!1匹目よりも小さいが今までのストレスを晴らす意味でもどうしても取りたい。慎重に慎重を重ねて無事キャッチ。本日2匹目のシーバスは、55cmの良型となった。



潮とベイトがキーワード


本日の釣行はアタリも多く、バラシさえなければもっと釣れていた。こんな日はなかなかないのでもったいなかったが、これも釣りだ。

そして、この状況を作り出していたのが潮とベイトの存在だ。この日は大潮で、干潮時はかなり引いていて干潟が露出していた。

日中の小河川ルアーシーバス釣行で60cm&55cm手中【千葉】干潮前後がチャンスタイム潮回りで釣果が変わる小場所(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

少し深く掘れた小場所には行き場を失ったベイトが溜まっていたが、この状況こそシーバスがエサを食べやすいのだ。潮が満ちて水が増えると、ベイトも逃げやすくなり、シーバスもそれを追いかけて散ってしまう。なので、潮位はかなり重要だ。そしてベイトの動きも日に日に違うので、こちらも考えないと釣れない。

しかし、シーバスは真っ昼間でも釣れることは証明できたのではないかと思う。わざわざ大きな河川へ行かなくても、条件さえ揃えば思わぬ近場に60cmを超えるシーバスがいるかもしれない、昼間がダメでも夜は爆釣するかもしれない、そういった考えがこの釣りをもっと楽しくする。それは間違いない。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>