アイナメが産卵を終え、アフタースポーニングの後に体力を回復して "越冬モード" に入り、オフシーズンに入る厳寒期。基本的には海水温が8度~15度が適水温で活発に動くアイナメにとっては、今回釣行した3月の初旬は "越冬モード" に入ったアイナメを狙わなければいけない厳しいシーズンと言われています。今回はそんな厳しい時期に貴重な45cmUPの "越冬アイナメ" に出会うまでの釣行記です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)
45cm超え大型アイナメ登場
すると先程と同じくついばむような違和感バイト。ティップに重みがのるまでフッキングは我慢だ!と思い、リトリーブスピードをキープしてもう一度ついばむような違和感バイトがあり、その直後に「グッ!ググッ!」と強烈な引っ手繰るような金属バイト!
アイナメ特有の首を振って突っ込むような力強い引きで、慎重にやり取りして、推定45cmUPの越冬モードの大型個体をキャッチできました!
ヒット時のタックル&リグ
ロッド : DAIWA HRF 79M
リール : DAIWA 19LEXA LT3000-XH
ライン : PE0.6号
リーダー : フロロ12lb
シンカー : JUNGLE GYM Beans Sinker 17.5g
ワーム : NORIES 3-1/2″ LADY FISH ステインアユ
今回は小規模な漁港で、根もそこまで荒くなかったので上記のタックルをセレクトしました。
本当はリグをよりフワッとスローに動かしたかすためにシンカーを10g~14gくらいでフィネスに攻めたかったのですが、この日の日本海側は風が強く、ボトム感知やリグの操作をより把握しやすくするために17.5gをセットしました。
北海道ロックゲームは魅力満載
オフシーズンでも狙い方とエリア選択によっては、大型のアイナメに出会える可能性が充分ある北海道のロックフィッシュゲーム。
今回の釣行は1尾しか取れませんでしたが、有識者の方に聞いたシーズナルパターンやリグの操作のアドバイスを元に、狙って取れた1尾。釣行を改めて振り返るとすごく嬉しい1尾でした。
北海道は他の釣りものも盛んですが、僕はゲーム性の高いロックフィッシュゲームの沼にどっぷりハマってしまっております。
北海道ではロックフィッシュのトーナメントも非常に盛んで、若手からベテランまで腕を競い合える環境もあり、私も今シーズンはトーナメントデビューします。
今後はそんなロックフィッシュトーナメントに関する記事も執筆できたらいいなと思っております。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
<久末大二郎/TSURINEWSライター>