南ケイセンでの磯フカセ釣りで40cm級クロダイ&メジナを連打【千葉】

南ケイセンでの磯フカセ釣りで40cm級クロダイ&メジナを連打【千葉】

3月9日(土)、乗っ込みクロダイを求めて南房・富浦の南ケイセンに釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

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海釣り 磯釣り

南ケイセンで磯釣り

5時ごろ駐車場に到着、釣り場に向かう。前日の南岸低気圧通過の影響で海上はウネリが入っていていい感じだ。安全な場所を釣り座にして準備。

まきエサは、オキアミ3kgにマルキユーのチヌパワームギスペシャルとオカラだんごを各1袋。これを2セット用意した。付けエサは生オキアミと加工オキアミを使用。

南ケイセンでの磯フカセ釣りで40cm級クロダイ&メジナを連打【千葉】上物狙いのタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

当日の潮回りは大潮で、館山地区は4時42分に潮位144cmで満潮、10時10分に68cmで干潮となる。

 

 

エサ取りにめげずクロダイ手中

ウキ周辺にまきエサをどんどん打って本命を寄せる。しばらくするとエサ取りが出てきた様子で、オキアミが残らず、ハリも時どきなくなってしまう。正体はフグで、大型のアカメが多い。

それでも潮はいい感じに流れているので、まきエサが効けば本命が現れることを期待して粘る。ウキがサラシと潮で沖に流れていく。集中して見ていると、スルスルと消し込んだのでアワせると乗った。1尾目は32cmクロダイ。

南ケイセンでの磯フカセ釣りで40cm級クロダイ&メジナを連打【千葉】釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

やっと釣れた本命にホッとして、鮮度よく持ち帰るためライブウェルにキープ。時合いを意識して次を狙う。

40cm良型メジナも登場

次投もウキが海中に消えていった。ころ合いを待って大きく竿を立てると、グイッと曲がり重量感ある引き込み。何度も沖に向かって走りだそうとする動きを止め、魚との距離を近づけると、海中から良型クロダイの姿を確認。仕掛けが細いので足元に来てからも何度も疾走するのを耐え、慎重にタモへ誘導。取り込んだのは41cm。

連続ヒットに期待して少し遠投、沈み根周辺をダイレクトに狙うとアタった。クロダイとは異なり、何度も沈み根に向かって疾走するのを耐えているとメジナの姿。検量すると40cmの良型。

しかし、このあと潮が緩むとエサ取りのフグの猛攻に手を焼く。あまりに続くので休憩。昼食後、風裏になる岩陰で休んでいるとポカポカ陽気に誘われて寝てしまう。

コンスタントなヒットを楽しんだ

1時間ほど気持ちよく寝ていると、徐々に強くなってきた北西風に目を覚ます。

上げ潮になるとエサ取りが多少減った感じはするが、それでも次つぎとハリがなくなってしまう。辛抱強く粘っていると待望のアタリ。

やがて、海面に大きな波紋を上げながら良型クロダイが姿を現した。十分時間をかけて弱ったところで無事にタモ入れ成功。体高のある43cmを仕留める。

南ケイセンでの磯フカセ釣りで40cm級クロダイ&メジナを連打【千葉】当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

満潮が近づくと潮の流れが変化したようで潮目が近づいてくる。ウキの自重を利用して遠投、ダイレクトに狙うとウキがスーっと海中に消えていった。力強い引きで上がってきたのは35cmメジナだ。この潮で活性が上がったのか、30cm前後のアタリが続く。

17時をすぎると次第にアタリが遠のいてきたので、足元をきれいに洗い流して納竿した。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
富浦・大房岬・南ケイセン
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年3月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。