三角周辺(熊本県宇城市)の堤防で、メバルが好調だ。3月10日に釣行した際は短時間で好釣果に恵まれた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
荒食い期に突入
三角周辺のメバルは12月から4月によく釣れる。なかでも荒食い期に当たる3月以降が数、型ともに望める。
釣り方はアオ虫をエサにした電気ウキ仕掛けが一般的だが、最近はルアーで狙う人も増えつつある。
まずは西港から
この日は午後9時半ごろが満潮(同県三角港)。上げ潮に分があることから、タイミングを見計らっての釣行だ。まずは通称・西港(三角西港)に着いた。知人のルアーマンはメバリングで、私はエサ釣り。釣り座を構え、すぐに準備に取りかかった。
ウキは落下衝撃に強いLFスマート。ハリは虫エサが弱りにくい細身の速手チヌを選択。まずはサオ下から攻めてみた。
間もなくアタリが出始め15~18cmのメバルが連発。そのまま数を重ねたものの、型が今ひとつだ。そこで場所を移動することにした。
大田尾漁港
次に向かったのは隣接する大田尾漁港。車で僅か2分ほどだ。釣りイトを垂れると早速アタリが出た。小気味いい引きを味わい、抜き上げたのは23cmほどのメバルだった。
今季最大サイズキャッチ
幸先のいいスタートに期待したが、後が続かない。それでも手返しを続けると、ようやくウキが沈んだ。やはりサオ下だ。アワセを入れると、かなりの重量感。慎重にやり取りし、浮かせたのは今季最大の26.4cmのメバルだった。
釣れるパターン
その後は釣れるパターンにはまったのか、20cm前後を3連打。まだまだ釣れる感はあったものの、午後10時前に納竿した。
今後の展望
今回は2か所を回り、キープサイズは7尾。知人のルアーマンは4尾。この日は「たまたま」エサ釣りに軍配が上がった。周辺のメバルは4月いっぱい狙える。「場所移動」がカギのようだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>
大田尾漁港