待ちに待った渓流解禁。3月1日(金)、神奈川県を流れる道志川のこのまさわキャンプ場エリアに渓流釣りに行ってきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)
道志川でルアーヤマメ釣り
毎年解禁日が近づくとワクワクする。さらには年末に翌年のカレンダーが出始めるころ、解禁日の曜日をチェックするところからワクワク感は始まる。
1週間前ごろになると、当日の天気予報が悪いものなら日々のチェックが始まる(笑)。今年は天候がよくない予報だったため、こまめにチェックをしていた。数日前に夜から朝にかけて雪予報。前日には雪、ミゾレ、雨?で、それなりの雨量の予報が出ていた(泣)。
悪天候予報で解禁日は諦めるという声もチラホラ。もしかして、釣り人の少ないゆったりした解禁日になるかも。なんて打算もありつつで釣行前から釣りのことで頭がいっぱい。でも、これがまた釣りの楽しさ。
結局、雨上がりを狙って少し遅めの到着で行こうと6時に家を出発。案の定、道志道の途中では山がうっすらと雪化粧。路肩にはミゾレ状態の雪があり夜に降ったのが確認できる。ただ、思っていたほどではなさそうで釣りはできそう。
現地に到着すると、駐車場に車は少ない。河原はうっすらと雪が積もっているが増水はしていない。「できる!(喜)」と一気にテンションは上がる。
当日はルアー釣りとエサ釣りの両方楽しもうと考え準備をしてきた。また、昼には釣りを終えて帰宅し、もう一つの楽しみ「ヤマメを炭火で焼いて食べる」を予定しているので、なんとしても釣って帰りたい。
当日のタックル
8時の気温は2度。手始めにルアーで反応を見てみる。タックルは5.3ftのスピニングロッドに2000番クラスのリール。ラインはフロロカーボンラインの3lbに50mmのヘビーシンキングミノー。
昨年と違い今年はキャッチ&リリース区間がこのエリアはなくなり、ルアー、エサ釣りがどの場所でも楽しめる(日釣券¥1500、年券¥5000)。
大川原橋のすぐ下流には人が多かったのでさらに少し下のポイントから入川した。数キャストするが反応がない。
5カ月ぶりにヤマメと再会
少し大きめの石脇を通して来た時ルアーのうしろに魚影。ついばむようにして食ってきたのは23cmほどのヤマメだった。約5カ月ぶりに見る渓魚はやはりきれいだ。
最近思うのだが、いろいろな釣りに季節感がなくなってきている。渓流釣りやアユ釣りには時期のルールがあるため、会えない時間がより想いを募らせ、その釣りをより楽しいものにしていると私は思う。
ポイントを移動しながら釣り上がって行くが、チェイスや軽くついばむ感じだけでヒットに持ち込めない。途中で釣り人に状況を聞くと「今日はあまり食いがよくない」「ニジマスは掛かるがヤマメは少ない」などの話が多く、釣れている場所は限られている様子。