季節は2月初旬の厳寒期。今回ボートでのヒラスズキゲームで本命ヒラスズキに加え、ランカーサイズの真鯛等もキャッチしたため、その詳細を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・石橋健一)
ボートヒラスズキ釣行
季節は厳しい寒さが続く2月初旬。久しぶりにタイラバをしようかと思っていたが、あいにくの時化でタイラバは中止。しかし船長から「もしかしたらボートヒラスズキができるかもしれない。ただ出港できるかは当日にしかわからない。」という連絡を受けたため、ボートヒラスズキ釣行を決めた。
ゑびす丸
今回乗船した遊漁船は、筆者がいつも利用させていただいているゑびす丸。長崎市野母崎方面の野々串港から出港する遊漁船だ。
タックル紹介
ロッド:ゼニス シュレム702MH
リール:シマノ ツインパワーC3000
使用ルアー:リトルジャック フォルマアディクト78mm 22g
メインライン:PE1.5号
リーダー:DUEL 魚に見えないピンクフロロ 30lb
序盤はショートバイトのみ
出港できるかは当日にしかわからないため、ソワソワしながら自宅から出港場所に向かう。向かっている途中に船長から連絡を受け、出港できるとのことであったため、ソワソワがワクワクに変わりながら出港場所に到着。無事出港することができた。
7時に出港しポイントに到着するも、なかなか魚が口を使ってくれない時間が続く。厳寒期のヒラスズキゲームはこのようなことが日常茶飯事のため、ひたすらキャストを繰り返す。何回かバイトはあるもののなかなかヒットには持ち込めず、大きくポイントを移動した。
船中ヒラマサ顔出し
最初のポイントは比較的シャロー帯にシモリが点在するポイントであったが反応があまりなかったため、少し水深のある場所に移動した。厳寒期のヒラスズキはかなり渋いが、ひたすら磯際にピンキャストをして探っていく。
同船者が何かヒットさせ、かなりドラグが出されている。上がってきたのはヒラマサだ。ここから船内の士気が一気に上がり、それに続けるように筆者のキャストにも力が入る。
85cmマダイが登場
バイブレーションで水面から2m下付近を探っていると、ゴンっと何かがヒット。ドラグが予想以上に出されるためヒラスズキじゃなさそう。青物か?とも考えたが何か叩くような引きだ。
水面に赤く鮮やかな魚体が見え、しかも大きい。上がってきたのは85cmのランカー真鯛だ。ここから怒涛の巻き返しが始まる。