フグで有名な山口県下関市は私が7年間すごした思い出深い場所。そんな下関に用事でしばらく滞在することとなった。空き時間に少し釣りをすることにしたが冬の時期のターゲットは少ない。そんな中、下関在住中に冬にヒイカを釣っていたのを思い出した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・中濱友也)
関門海峡でヒイカエギング釣行
ヒイカは成長しても全長10cm程度の小型イカの総称。ジンドウイカと呼ばれる仲間がそう呼ばれる。主に冬の時期に接岸し、陸っぱりから狙える。
昼は浅場の海底や海藻の生えている場所などで身を潜め、夜は常夜灯がある港の港内などに集まる。昼も底メインで狙えば釣れないことはないが夜釣りがメインになる。
2月10日、午後9時ごろに下関市の関門海峡沿いのエリアでヒイカを探してみた。常夜灯のある港の港内。ここならいそうとエギングで釣り開始。
タックル
釣り方は、エギング。タックルは、ライトゲームロッドにナイロン4lbを巻いた小型スピニングリール。
ヒイカ専用設計の1.5号のエギをチョイス。エギの頭上にガン玉Bを打ち、少し速めに沈むようにした。私はイカの遊泳層や潮の流れなどを考慮して沈降速度の調整でガン玉を使用している。
釣り方
釣り方は、エギをキャストして、底まで沈め、軽めにゆっくりシャクリを3回ほど入れて止める。これを繰り返しながら徐々に上の層を探っていく。
クックッとアタリがあれば、軽くアワセを入れてハリ掛かりすれば一定のスピードでリールを巻き取り込む。
1投目で本命ヒイカがヒット
すると、1投目でヒット。本命のヒイカを釣ることができた。
少し場所を替えてキャスト。ググッという引き。ヒイカじゃない。魚だ。20cmほどのタケノコメバル。貪欲(どんよく)にエギに食いついてきた。
ヒイカ堪能
1時間ほど釣りを楽しみ納竿。懐かしい下関での小釣行を終えた。本命のヒイカ、ゲストで根魚に出会えることができて満足だ。
最後に。港には立ち入り禁止場所もあるので注意しよう。また、ゴミの放置や騒音などのトラブルは絶対に起こさないこと。マナーを守って釣りを楽しもう。
<週刊つりニュース西部版APC・中濱友也/TSURINEWS編>
関門海峡