渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か

山梨県上野原市を流れる秋山川は3月1日(金)に渓流釣りが解禁した。ここでは、秋山川を下流域から紹介するので、釣行の参考にしてほしい。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

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淡水の釣り 渓流釣り

秋山川のポイント

秋山川のポイントを下流域から紹介する。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か秋山川略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

富岡地区~小和田

富岡地区にあるグラウンド周辺から最下流の エン堤までの区間は、中盤から終盤の増水直後に狙いたい場所。じっくり攻めたい。

中流域から上流は川の近くに道路がある。景観はあまりよくないが、入渓・移動がしやすい。

太陽の丘キャンプ場に向かう橋の手前に駐車できる。川にも下りやすく、上流から下流まで幅広く探れる。

中盤から終盤が狙いめだが、例年8月25日にアユのコロガシ釣りが解禁になる。コロガシ釣りをしている人がいたら、少し時間を空けてから狙ったほうがいい。

神野~栗谷地区

桜ヒルズゴルフクラブ(旧秋山カントリー)に向かう橋の手前に駐車できる。上流から下流まで探れる。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か桜カントリー周辺(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

秋山マス釣場下流の淵に、毎年ニジマスが落ちてくるうえヤマメも溜まる。昨年釣行した時は、ニジマスだけでなくヤマメも交じった。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か釣り堀下流の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

大地地区~板崎

秋山川は、秋山マス釣場から上流が渓流釣りのメイン場所で放流量も多い。

大地地区には3つのエン堤がある。最下流のエン堤が、水深があって期待できる。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か大地地区(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

昨年の解禁翌日に釣行した時は、川虫を使って大岩がある場所で41cmイワナを釣り上げた。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か昨年釣った41cmのイワナ(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

寺下~無生野地区

寺下地区にあるエン堤は、3つとも放流がおこなわれると思う。

浜沢地区の郵便局下から上流にも3つのエン堤がある。最下流のエン堤と最上流のエン堤に魚が溜まる。放流もおこなわれるので期待できる。

渓流釣り河川ポイント紹介2024:秋山川(山梨)5月からは支流も狙い目か浜沢地区(提供:週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸)

最上流域に位置する無生野地区は、バスの折り返し前の淵が期待できる。

簡単に紹介したがポイントはほかにもたくさんある。

5月からは支流も狙い目

また、5月ごろからは支流もいい。ただし支流は木が覆いかぶさっているので、チョウチン釣りとなる。本流は5~6mの竿がいい。

ミチイトは0.2号で大丈夫だと思うが、秋山マス釣場下流は0.25号がいい。エサはミミズ、イクラ、ブドウ虫を用意するが、初期から川虫(クロカワ、オニチョロ)が採れる。川虫のほうが釣果は上がる。昨年の41cmイワナはオニチョロだった。

川見をした時、今年もかなり減水していた。解禁直後は放流場所を中心に、少しでも水深がある場所を狙うといい。

<週刊つりニュース関東版APC・内藤茂幸/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
秋川漁業協同組合(仮事務所)
お問い合わせ:TEL.042-596-2215
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年3月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。