2月上旬、相模湾で開催されたフィッシング相模屋の「カワハギ竿試釣&講習会」にスタッフとして参加してきました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・齋藤かおり)
カワハギ竿試釣&講習会
当日の参加者12人。「カワハギ竿試釣&講習会」は、シマノ、ダイワ、がまかつ各社の新製品カワハギ竿の試釣や、さらに釣りの引き出しを増やしたい人が、平賀店長のアドバイスを受けるイベント。
この釣り初心者の二人組は、普段ワカサギやルアー釣りをしてる男女。船のエサ釣り経験はほとんどないとのことで、基本的な釣り方を私がレクチャー。
早朝からの雨は、7時くらいにやむはずが、まさかの昼ごろまで降る予報に変わってしまいました…。冷たい雨のなか、船がポイントに着くまで各自が準備。
初挑戦の2人もしっかり本命ゲット
水深30mで開始。私が担当した2人は、専門的な用語もわかり、スムーズに底取りもできました。根や岩礁が多い場所ではなかったので、底取り~イトフケを取って海底をトントン。
反応がなかったら1m上げてゆっくり落としたり、竿先をフワフワさせたりシェイクしたり…。
教えているうち、「ワカサギ釣りと似ているような誘いだなぁ」とも思いました。ワカサギ釣りにはかなり精通してるので、誘いも上手でした。
先に釣れたのは菅野さん。ゲストもなかなか釣れない状況下、本命ゲットに「やったー」と大喜び。
続けて、岩下さんにもアタリがきましたが、途中でバレて、「絶対カワハギだったー」と、悔しくてさらに真剣になってしまいます。
降り続く雨で、手がかじかんで力が入らず、エサ付けに時間がかかるくらい寒さが増してきたと思ったら雪に変わってました。
そんなタフコンディションのなか、再び岩下さんにアタリ。さっきより慎重に巻き上げてカワハギを取り込みます。しかも良型のナイスサイズ。
「カワハギって結構引きがあるんですね。面白い!みんながハマるのが分かりました。これはハマるわ?」と笑顔でコメント。
光るオモリの「ピカイチくん」を使ってる人が釣れていたので、二人にも付けてもらったら、アタリがさっきより出るとのことで、菅野さんは本命を追加。
岩下さんは、竿をシマノのリミテッドAに替え、釣り始めるとすぐにヒット。感度も引きもすごくよくて、「自分に合う竿」と言うくらい気に入ったようです。
32.5cm尺超え浮上
昼くらいに雨は上がり、今度は風が強くなってきたらアタリが増えました。すると、試釣に参加した佐野さんが、32.5cmの尺超えを釣り上げます。ヒレもきれいな1尾でした。
最終釣果
最終釣果は4~12尾。岩下さん、菅野さんも激渋のなか、なんとか4尾ずつ。「これからカワハギ釣りを始めます」という嬉しい言葉を聞くことができました。浅場の夏カワハギや秋カワハギも楽しんでくれるといいなぁと思います。
最後はみんなでじゃんけん大会をして、マルキユーのカワハギゲッチュや、アミノソルト、ピカイチくんなどを手に散会しました。
<週刊つりニュース関東版・齋藤かおり/TSURINEWS編>