メバルは12月頃から托卵個体が出てくる。1月はまだ卵持ちが混ざり、中には産後で痩せたメバルも出てくる。若干釣りにくくなるシーズンだ。しかし九州北部沿岸部はどんどん水温が下がりメバルの適水温に近づいてくる。元気なやつは釣れ始めるタイミング。北九州もそろそろか?と寒空の下重い腰をあげた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
1時間一本勝負
サラリーマンである以上、平日は仕事だ。この日は釣りに行くつもりはなかったが、無風で潮位もそこそこいいタイミングだったので急遽思い立っていってみることにした。1/17(水)中潮、晩飯を済ませて21時過ぎに北九州沿岸の地磯に到着。明日のことを考えるとリミットは22時半まで。1時間と少しの勝負だ。
タックルはいつも通りのフロート用タックル。15gのフロートに0.4gジグヘッドを付けて完全にフローティングの状態で浅瀬を攻める。
スタートはセイゴ
どこにいるかわからないメバルを扇状にキャストして探す。ロッドで弾くようにアクションすると直後にバイトがあったが、ファイト中に元気に水面を跳ねた。
本命メバルと対面
ルアーを動かしすぎるとこっちが先に食いついてしまう。なるべく激しく動かさないように、でもルアーの存在には気付いてもらえるようにイメージする。
小ぶりだが本命。居るには居るみたいでホッとした。
シャローで25cm級サイズアップ
反応が薄い時はとにかく足で稼ぐ。移動する労力を惜しまず魚を探す。シャローエリアを流していくボトムタッチとも波の引き抵抗とも取れるような違和感があった。ちょっと聞いてみるとどうにも魚っぽいのでアワセをいれる。
25cmには届いてなさそうだが、まずまずのサイズ。産後っぽく、ちょっと痩せていた。ぼちぼち帰る時間になったのでこれで納竿。なんとか明日の仕事に影響が出ない範囲でメバルとで会えたのでまた後日、ゆっくり相手してもらうとしよう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>