鳥羽沖オフショアジギングでワラサ手中【三重】タイラバではマダイ顔見せ

鳥羽沖オフショアジギングでワラサ手中【三重】タイラバではマダイ顔見せ

2024年の初釣りはジギングで……ということで、1月6日に三重県鳥羽市浦村の遊漁船に出かけた。釣行当日は、なかなか口を使ってくれない難しい状況のなかでも、なんとかワラサ1匹、マダイ1匹を釣り上げることができ、満足のいく釣行ができた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

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鳥羽沖ジギング釣行

午前6時10分に現地に到着。早速船着き場に荷物を運び、タックルの準備をする。6時半ごろに船長が来て釣り座をくじ引きすると、希望通りのミヨシに決定。タックルや荷物を船に運んで出船する。

20分ほど船を走らせると、最初の沖のポイントに到着する。水深は70m前後ということで、まずは頑鉄Z165gをチョイス。軽くキャストし、ジグをサミングしながらフォールさせていく。

着底後、3~5巻き程度ただ巻きした後に、ワンピッチで誘いを入れる。底から20mほど誘いを入れ、アタリがなければ再びフォールさせる。誘いも速巻き、ロングフォールなどいろいろ試してみるが、全く反応なし。

ポイント移動してワラサキャッチ

乗船者にもアタリなく、1時間ほど経過したところで、湾内にポイントを大きく移動。どうやら僚船からの連絡で、湾内でアタリがあるようだ。

船長が急いで船を移動させると、すでに遊漁船が集まりだしていた。これはチャンスということで、ジグをTGベイト150gに変更。水深は50m前後だが、比較的潮も効いていたのでちょうど良さそうだ。

すると乗船者にワラサがヒットするが、連鎖はせず。なかなか難しそうだと感じつつ誘いを入れていく。船長からは速巻きで誘うようアドバイスのアナウンスが流れたので、速巻き中心で誘っていく。

鳥羽沖オフショアジギングでワラサ手中【三重】タイラバではマダイ顔見せ湾内へ移動して仕留めたワラサ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

そして中層まで巻き上げた後のフォールでようやく着底ヒット。大きくアワセを入れ、すぐにグイグイ巻き上げる。最初の1匹ということで無理はせず、じっくりと巻き上げてくる。タモ入れしてもらうと本命のワラサだ。

その後も2匹目を狙うが、なかなか口を使ってもらえない状況。乗船者にポツポツとワラサが釣れる程度で時合いは終了。再び沖に移動するが、こちらも反応渋く難しい状況が続く。

タイラバで本命マダイ

正午前に再び湾内へ。二見側のポイントに到着すると、ここでタイラバにタックルを持ち替え、マダイを狙ってみる。すると着底後、3巻き程度するとゴツゴツとしたアタリ。そのまま巻き続けて十分食い込んだタイミングでアワセを入れる。

サオ先をたたくような引きはマダイだ。少しドラグを締め直し、グイグイと巻き上げてくると、33cmのマダイだった。

鳥羽沖オフショアジギングでワラサ手中【三重】タイラバではマダイ顔見せタイラバで33cmマダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)

その後タイラバでもアタリなく、再びジギングに切り替えるがアタリなく終了。なかなか口を使ってくれない難しい状況のなかでも、なんとかワラサ1匹、マダイ1匹を釣り上げることができ、満足のいく釣行ができた。

冬の青物ジギングも後半に突入するが、魚も多く今後に期待したい。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
出船場所:鳥羽市浦村
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年1月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。