11月7日から9日の3日間、連休を利用して東京都伊豆大島に釣り遠征にやってきました。7日8日の2日間は多種多様な魚が釣れたのですが、求めるサイズのメジナに出会えずに消化不良のまま終えること。3日目最終日は帰りの船が出る元町港で竿を出したのですが、やっぱり楽勝とかにはならず……ほげぇ……。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター桂宏樹)
昼休憩直前に33cm口太グレ
11時40分頃、視界ぎりぎりの範囲でうっすらメジナのような魚が見える様になりました。目から見たメジナの予想サイズからおおよその棚を予想して急いで仕掛けを変更します。ウキをウェーブマスターのMサイズ、浮力G2に変更。ハリスには針から上2m当たりにBのガン玉を1つ付けた長さ6mにしてウキ下は約7mにします。ウキの浮力を上げた分、仕掛けが魚のいる棚近くまで沈みやすいイメージの仕掛けです。
餌が取られること数投目、11時50分頃、ようやく浮きが海面に沈みました。朝から待っていた光景です。すかさず合わせてフッキングさせたら暫しのやり取り。上がってきたのは程よい重さの33.5cmの口太グレ。午前、杓メジナ坊主回避が出来てメンタル崩壊ギリギリ防ぎました。ここまでのプロセスが長すぎましたが、とりあえず良しとしましょう。
小型メジナが連発
昼になったため、一度元町港待合所内のパン屋さんで少しだけ休憩します。コーヒーとパンを食しながら一息入れることで気持ちを仕切りなおします。
昼は地元の釣り人夫婦や新宿の寿司職人等と話をしながら釣りすることになりました。左に入ってきた老夫婦はカゴ釣りで35cmのイスズミを釣りあげたり、右に来た寿司職人は大きなエソ(伊豆大島エソほんと多いですね 笑)を釣り上げたり。魚種はともかく釣れる雰囲気は出てきた感じになりました。
自身もメジナが掛けるようになるもすべて20cm前後の小型サイズ。おそらくこのまま夕まずめに入ればサイズアップも出来たかもしれませんが時間切れ。14時頃、帰りの大型客船が港に入ってきました。
無念の納竿
14時30分発のこの客船に乗る為、サイズが出せないまま、無念の納竿となりました。乗船した後は有料のシャワーを浴びて疲れを流し、ビール片手に離れていく島を眺めて物思いにふけます。
3日間悔しいばかりの釣り遠征でしたが、また来たいと思いながら島を離れました。しかしこの5日後、今度は知り合いと式根島に遠征し、四苦八苦することになる筆者でした。
<桂宏樹/TSURINEWSライター>
伊豆大島・元町港