12月13日、長野県岡谷市の諏訪湖へ釣友の熊澤さんと兄の3人でワカサギ釣りに出かけた。当日は開始から入れ食い状態が続くなど好調で、3人とも束釣りを達成した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
出船前の前哨戦で20匹
午前6時すぎに受け付けを終え、空いていた第八ドーム船の右舷胴の間に3人並んで座った。
出船前に店主から「この場所で釣れますよ」とうれしいアナウンス。すでに常連は連掛けしているようだ。出船まで20分あるので、われわれもサオを出す。ハリ1.5号、オモリ5g、サシエは紅サシの半切りだ。
水深は2mくらいで、着底と同時にサオがたたかれ、ベタ底でアタリが連発する。浅いタナだから仕掛け投入が忙しい。しかも良型ぞろいだ。出船前に20匹ほど仕留めてルンルン気分。この分だと今日は爆釣だな!
入れ食い状態で束釣り達成
午前7時に出船、航程15分ほどでポイントに到着。やがてスタッフから「ハイいいですよ。ベタ底付近を誘ってください」と合図があった。
早速モーニングタイム突入。魚探の魚影は半端な~い。熊澤さんは1本サオでも忙しいと言う。水深は5m前後。オモリが着底すると必ずアタリが出る。ワカサギの重量感と感触を楽しんだ。
開始から2~3連は当たり前の入れ食い状態が続いた結果、2時間で束釣り達成。熊澤さんは150匹を超えている。諏訪湖のドーム船に初めて乗船した兄もエサ付けが忙しそうだ。対面に座っていた丹羽さんは8本仕掛けの二刀流。8連掛けを連発していてすごかった。
12cm前後の大型も食欲旺盛で頻繁にサオをたたいてくれる。ワカサギが大きいので、半切りするロスタイムをなくすためハリ2号に紅サシを1匹掛けにしてみた。
午後にも時合到来
午前10時を過ぎたころから魚探の魚影が消えてアタリがなくなった。昼食タイムには船宿に事前注文した温かいカツ丼が配達され、モグモグしながら早朝の爆釣り談議で盛り上がった。
風が強く吹いて湖面が波立つようになると、ワカサギの群れが船下に寄ってきた。すると予想通り、仕掛けを落としてソフトに誘うとサオがたたかれる。沖上がり1時間前になるとラストスパート。無言で投入を繰り返して数を増やした。
午後2時30分、そんなこんなで沖上がり時間を迎えて終了となった。終始1本ザオで楽しんだ結果は8~12cm205匹。熊澤さんは330匹。兄は183匹で自己記録を更新した。サオ頭は丹羽さんで835匹だった。
<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>