2023年12月、青物が狙えるラストチャンスと一途の望みを託して武庫川一文字で「エレベーター釣法」を敢行。に2度釣行。武庫川渡船の活きアジ出張販売のアシストに救われ、ブリ系、サワラ系ならぬ第3のフィッシュイーター スズキ系のハネ51cmを捕獲した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
良型のハネを手中
「ボラかよ」と心の中でボヤいて渋々と寄せ続けていくと、海面に上がってきた魚体を見てビックリ。
ボラではない。良型のハネ(フッコ)だ。ブリ系とサワラ系だけしか頭の中に無かったが、ハネもなるほど、第三のフィッシュイーターだ。このお宝は絶対逃すわけにいかない。慎重に竿先を操作してタモ入れに成功。
隣で見守っていたジュニアから「入ったあ」と祝福された獲物は、居着きの魚とは違って銀色に輝く美しい魚体。外湾から入ってきた証で食味も大いに期待できると、意気揚々で検寸した結果は51cm。激渋の中、仕留めた感が満載の至極の一匹となった。
追釣はならず納竿
この後、出張販売の活きアジを2匹買い増しして粘ってみたが、追釣はならず、13:00の迎えの便で波止を後にした。
武庫川渡船の活きアジの出張販売に救われて手にした貴重な獲物を手に車を走らせ帰宅路に。狙って釣った獲物はバター焼きにして、夕食の食卓の主役を飾った。
青物シーズンは終了となったが、ルアーマンが林立する状況でも可能なエレベーター釣法という貴重な経験値を積めた有意義な年の瀬を迎えることができた。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>