テーマは「椎の木湖フライデーオープンに挑戦」。同湖で定期開催されている人気イベントに参加。トップ釣果が絶対条件のなか、ついに吉田がやってくれたぜ!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部 関口)
34枚33.21kgで見事優勝!
埼玉県羽生市にあるつり処椎の木湖で、毎月第二金曜日に開催されているフライデーオープン。参加費は入場料のみで予約いらずの当日受付。豪華賞品がめじろ押しで優勝はもとより特別賞や飛び賞、さらには参加賞まで用意されている人気イベントだ。
誰でも参加可と聞いて並レベルの大会だろうと侮ってはいけない。参加人数(毎月平均200人以上)もさることながら全国大会レベルの人が多数参戦するのが恒例で、そのレベルはもはやメーカー主催のトーナメント予選と肩を並べるほど。
「椎の木湖愛好会の人たちがとくにヤバいんですよ。あの人たちは池を知り尽くしていますし、その月々の釣り方も熟知しています」
つまり全力で向かっていかないと、いかに手だれの吉田であっても上位は狙えないほどのレベルだということらしい。
「どうですか、関口さんもたまには大会に参加してみませんか。もしかしたら、もしかするかもしれませんし(笑)」
そんな吉田に踊らされて記者も参加することになった令和5年12月のフライデーオープン。記者は順当に116位だったが、何と吉田は34枚33.21kgで見事優勝を果たしてしまった!
持ち上げ記事に期待
長かったね、ここまでの道のりは。
「そうなんです。これまで与えられた企画の使命を果たすべく頑張ってきたのですが結果はいつも惨敗で、関口さんにはいつもけちょんけちょんに書かれてましたので、今回はどうにかボクのことを持ち上げてくれそうな記事を書いてくれそうな予感をヒシヒシと感じてます」
おいおい、けちょんけちょんとは聞き捨てならないな。これまでだっていい線までいってたって書いたはずだけどなぁ。先々月の野田幸手園愛好会10月例会にゲスト参加した時は”惜しくも”2位だったと掲載されたはずだぜ。
「はい。ですがこうも付け加えてありました。マルキユーインストラクターが2位では負けも同然だって(苦笑)」
あれ、そうだっけ?
「そうですよ。ですから今回に限っては、どんな記事を書いていただけるのか楽しみで仕方がないんです」
あまり期待されてもなぁ(笑)。でも、隣で見てても吉田はよくやったよ。さすが現役バリバリのトーナメンターだなって感心してたんだ。
「初めてお褒めの言葉をいただいたかも(笑)」
セットのチョウチンを選択
まあ釣りの詳細は次回以降に書かせてもらうとして、どうよ?やっぱり優勝はうれしい?
「それはそうですよ。試釣もしましたから、その成果があったなぁ、って思ってます」
記者に内緒で試釣してたの?
「はい。でもその時はセット釣りは一切やらず1号の浅場とかで両グルテンの底釣りなどをやってました」
もしかして新ベラ狙いかな?
「はい。良型新ベラを揃えられれば、本番でもありかなって」
で、結果は?
「日並みとタイミングの問題かもしれないのですが、あの日はまったく口を使ってくれませんでした」
つまり吉田がよく話しているトーナメントは消去法だ、ということを身をもって実践した訳ね?
「はい。長竿両グルテンは大好きな釣りなのでついついこだわってしまう部分があるのですが、それが吹っ切れたのは大きいですね」
それでセットのチョウチンを選択したと?
「はい。本当はメーターセットも試釣したかったのですが時間がなかったので、今回はセットの抜きチョウチン一本に絞りました」
次回も「椎の木湖フライデーオープンに挑戦」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>