お昼過ぎから和歌山・中紀エリアでのライトゲームをしたく高速道路に乗り一路和歌山県へ。以前にデイで大アジを目撃し、気になっていたポイントに向かった。天候は晴れで、いつもの防寒を持って行ったら暑いほどであった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
チーム隊長より「ボートアジング」に行くとのこと
アオヤガラが釣れた後、移動の準備をしているとチーム隊長より連絡が入る。17:30よりボートアジング調査に出るとのことで参加者を募集していますとのこと。二つ返事で行きますと伝えて移動を開始。この場所からは少し時間は掛かるが時間には悠々と間に合う。
ボートアジングの注意点
エモーション号乗船場所にて隊長と合流。道具を船に積み込むが、ボートアジングの場合、釣りの方法により陸っぱりとロッドセッティングが異なる事に注意が必要だ。今回はジグ単キャスティングが中心の釣りになるため先ほどまで使っていたHSR‐63var2とBCR‐56の2本をもち込んだ。
バチコン(バーチカルコンタクト)が主体の場合はHSR‐63var2の方をFPR‐55に替えてティップが柔らかいロッドの方が断然ゲームが成立しやすい。
釣りスタート
今回のポイントは乗船場所から約5分の所にある沖堤防付近の水深10m前後の場所である。以前より日中の釣りでは大型のアジが釣れているようで期待がもてる。
船を着けて集魚灯をオン。10分程するとベイトの小イワシがみるみるうちに集まって来た。魚探では4m前後にベイトの群れ、6m前後にアジと思われる反応有りとの事。1gのジグヘッドで集魚灯の明暗付近を中心に撃っていく。潮の流れもありドリフトさせながらのレンジキープをさせる釣り方だ。
25cmのアジをキャッチ
正面から左の潮に入った付近でテンションが消えたので合わせるとヒット。水深もありなかなかの引きを見せてくれる。ボートアジングでは岸でのアジングよりドラグを緩めに設定しておく必要がある。
人間の動きが制限されている分、魚を弱らせてから上げてきた方が確実に釣りあげる事が出来るからだ。また水深がある場所だと魚は不意の突っ込みをする事もあり、エステルラインを使っているとラインブレイクも起こってしまう事も想定される。
上がって来たのは25cmのナイスサイズ。岸で回っているより2回りほど大きな個体であった。その後、豆アジを追加したが、そこから無の時間が続いていく。残り時間を場所を替えたりジグヘッドを変えたりワームを変えたりを繰り返すがアタリが出る事は無かった。
寒さで疲れた事もあり21時に帰港。寂しい釣果ではあったが、散ったアジを釣る難しさを知る事ができ、経験値が上がる釣行であった。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>