冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱い

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱い

徐々に冷え込んできて名古屋港もいよいよ冬模様。だが、下がる気温と反比例して熱くなるのが名港ボートゲームだ。名古屋港の冬はメインのシーバスの他、ロックフィッシュやメバルの活性が上がってくる季節。今回はそんな名港ボートゲームの魅力を余すところなくお伝えしたい。

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ソルトルアー ショア

名古屋港でのボートシーバスゲーム

今の時季、名古屋港でのボートシーバスゲームは、バースなどのストラクチャーの奥にルアーを撃ち込む穴撃ちがメイン。バースの奥までキャストしなくとも、柱1本目の奥、または2本目辺りまでキャストできれば、高確率でチェイス&ヒットが楽しめる。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱いこのサイズのチョイス&ヒットは高確率(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

オススメルアーはラッキークラフトのビーフリーズ78Sや、阿修羅O・S・Pルドラ130SPなど、水面から3mレンジでのリトリーブアクション系ルアーに好反応のようだ。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱いヒットルアーはラッキークラフトビーフリーズ78S(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ビギナーは湾奥ゲームがオススメ

ビギナーは近場で数釣りができる名古屋港、湾奥ゲームがオススメ。アベレージ50~60cmのシーバスがコンスタントに釣れるのも魅力だが、ボートゲームならではのキャストやバース撃ち攻略が楽しい。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱い50cmまでなら一気に引き抜く(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

バース撃ちも大小さまざまなので、船長がアングラーのレベルに合わせて巡回してくれる。必要に応じてアドバイスもしてくれるので、キャスティングレベルが向上すること間違いなしだ。

しかも時折ランカーサイズも交じるため、エキスパートでも気が抜けない人気スポット。キャストの腕を磨きながら、大物を引っ張り出して食わせるゲーム性の高さがやみつきになるだろう。

ランカーポイントが数多く存在する四日市港

ちなみに、エキスパート好みなランカーポイントが数多く存在する四日市港もアテンド可能とのこと。ワンチャンサイズを求めるガチ勢さんは腕試しにチャレンジしてみてはいかがだろう。

これからさらに寒くなるにつれ、常夜灯周りに着くベイトを追い回す高活性シーバスのボイル撃ちも楽しい。トップゲームや数釣りといったナイトゲームの醍醐味が味わえる季節到来だ。ボートシーバスを始めてみたいアングラーは、ぜひチャレンジしてみよう。

タックルは専用のボートシーバスロッドがあれば言うことなしだが、バスロッドの流用も可能。スピニング、ベイトは使い慣れた方でOK。ラインはナイロン、フロロカーボンラインなら12~14lb。PEラインなら0.8~1.2号にリーダー20lbを1.5mほど取る。

名古屋港のナイトロックゲーム

今回もそうだが、最近は名古屋港界隈でもキジハタが頻繁に顔を見せるそうだ。

さらにカサゴの魚影は非常に濃く、よく釣れるから初心者でもコツさえつかめば数釣りが楽しめる。陸っぱりとはひと味違う岸壁ストラクチャー攻略がキモとなる。癒やしの入れパクタイムを満喫しよう。しかもアベレージが20cmオーバーと良型なので煮付けにもってこいだ。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱い名古屋港の夜景をバックにアーバンフィッシング(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

ナイトロックゲームタックル

タックルはシーバス用の流用でもOK。陸っぱり用のライトゲームロッドでもいいが、今回のような大型ロックがヒットした場合、底から強引に引き離すだけのパワーが求められる。バットのしっかりしたタックルがオススメだ。

ラインはボトムタッチを確認しやすいPEラインがオススメ。0.6~0.8号にリーダーは根擦れに強いフロロカーボンラインカーボンの3号を1mほど取る。ジグヘッドは3.5~14gで、根掛かりでのロストも考慮すれば各2~3個ずつは用意したい。

ワームは1.5~3inのシャッドテール、カーリーテール、ピンテール系。カラーは好みで構わないが、事前に澤井キャプテンに相談して、最近のヒットカラーや大きさについて聞いてから購入するのがベストだろう。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱いこのサイズのキジハタもよく交じる(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

人気のガイドボート

船長の澤井さんは人柄も穏やかで親切。船上でのサポートはもちろん、釣りに関する質問にも丁寧に答えてくれる。人気の理由がうかがえる。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱い岸壁沿いを丁寧に探る澤井キャプテン(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

今回は新艇の紹介とビギナープラクティスとして同行し、船長とゆっくり楽しむ予定だったが、次の日の早朝予約が入ったため、湾奥ボートゲームは3時間ほどで納竿。それでも濃厚な釣行となった。

冬の名古屋港ボートルアー釣りは【昼はシーバスで夜にロックフィッシュ】が熱いリリース多数でこの釣果(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

余談ではあるが、今回初めて導入したワークマンのフィールドコアシリーズ360リフレクトの効果もあり、しぶきを含んだ冷たい風も日没以降の冷え込みによるストレスもなく終始快適だった。これからの時期、釣りに集中するための心強い防寒着となりそうだ。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
Bay Champ
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。