数釣りが楽しめる秋イカシーズンも終わりに差し掛かりではないでしょうか。今回は、実釣とともに晩秋シーズンからの少ないアタリをモノにするためのコツをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターYAHA)
釣果を伸ばすコツ
今回の釣行ではウネリが残っていたため、より竿先に意識を向けながら釣りを展開しておりました。その意識とは、ラインテンションを一定に保つことです。
ラインテンションを一定に保つ
これは陸っぱりエギングではあまり意識しなくても大丈夫ですが、ティップランではかなり重要となります。ラインテンションを一定に保つということは私的には間接的な表現と感じており、要はエギをどれだけ安定させるかを意識してもらえれば良いかと思います。
エギを安定させる
船の場合は自分の釣り座が、風や波、ウネリなどで常に動いていると考えてください。船の揺れと一緒に動いていたらエギも変に動いてしまいます。エギを安定させるためにはラインテンションを一定に保つために自分の体で揺れを吸収するというか、いなしてあげる必要があります。
また、エギを安定させることで、イカに違和感なく抱かせることができます。日中や大型などの警戒心が高いイカには特に大切で、エギに変な動きが加わってしまうことで、アタリの回数も格段に変わると考えてます。
アタリを確実に拾う
ティップランの動作は、しゃくった後に止めて、アタリを待つことがベース。安定させる以外にもラインテンションを一定に保つことで、抜けるアタリ、持っていくアタリなどを確実に拾うことができます。
ラインこそ生命線
ラインテンションの重要性についてご紹介しましたがいかがでしたか。
アタリが少なくなっていくこれからのシーズン、価値ある一杯を確実に取っていくためにはとても大事です。
また、釣行前にはキズや結び目、毛羽立ちなどしっかり確認し、せっかくの一杯をかけたとしても残念なことにならないようラインのケアも行いましょう。
価値ある一杯を求めて、これからは冬のティップランシーズンの開幕です。
<YAHA/TSURINEWSライター>