前日の五ヶ所湾のティップランエギングは良型アオリイカ2杯とリリースサイズ1杯のまずまずの釣果。翌日は三重件南伊勢の五ヶ所湾で4年振りに開催された「ボートエギング大会」に参加したので、大会の模様や実釣風景などをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・Shinchan)
五ヶ所湾ボートエギング大会2023
五ヶ所湾ボートエギング大会は15艇の釣船で行われます。大会ルールはアオリイカ3杯の総重量で争われ各船のトップのみが最終選考にエントリーできる仕組み、つまり竿頭(総重量)同士の戦いになります。
アングラーは総勢90名。各自受付を済ませ開会式とルール説明の後いよいよ出船です!
ひと流し目から同乗者にヒット
僕がお世話になった船はこの秋五ヶ所湾釣船会に入られた「名古丸」さん。釣友のSさんと参加で計7名の乗船です。
湾外を出て最初は水深30m前後のポイントから流します。すると早速みよしの方にヒット!幸先良いスタートに心踊りますが後が続きません。私の釣座はブリッジ下。無線で各船の一喜一憂する様子がいやおうなしに耳に入ってきます。
この大会はポイント選びも重要になりますので、各船長はプレッシャーの中イカを探して移動を繰り返します。
朝の時合い終了間際にSさんにヒット
船長曰く、スロースターターで10時くらいによく釣れだすとか。その言葉を信じ懸命にしゃくっていると10時前にSさんにヒット!
しかしサイズがいまいちで、何とか大物を釣りあげたい船長と僕たちアングラー。中盤に差し掛かり、ようやくトモで3連続ヒットがあるも続きませんでした。
後半終了間際に筆者にもヒット
うーんと頭を抱える船長。ポイント移動を繰り返すもイカの気配がなく時間だけが経過します。すると船長、意を決して大移動。沖のポイントに着くと明らかに海色が違うポイントでいかにも釣れそうです。
ここで私も沖縄で効果のあったアワビシートをエギに貼り付け最終勝負に出ます。そして30gシンカーだとやや流されるので40gに変えてからの1投目。ボトムをとり素早くシャクリ、エギを止めた瞬間ティップが気持ちよく入り一瞬焦って遅れたもののしっかりフッキング!
きたー!ようやく感じるイカの重量感にホットした後は慎重にファイトします。中々の手応えを感じながら釣り上げたのはこの日1番の1.15kg!船長とハイタッチを交わした後は時間が無いので直ぐにエギを落とします。
同じポイントを流し直しみよしでヒットするもコウイカ!その後終了まで懸命にシャクリますが12時にストップフィッシング。最終釣果は船中7杯、自身はキロアップの1杯で惜しくも船中トップを逃す結果となりました。
名古船長、同船者の皆様ありがとうございました。