愛知・南知多の豊浜漁港に釣友と釣行してきた。釣友とダブルヒットもあり、釣果はクロダイ2匹とヘダイ2匹。アイゴ、小ダイも結構釣れ楽しんだ。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会 中村輝夫）
TSURINEWS編集部
豊浜港でクロダイ五目釣り
休みの前日、釣友の榊原君から連絡が入った。どこかに釣行しようと約束したが、当日は南東の風6～7m。常滑港は無理だと判断。大井港、師崎港もこの風ではサオを出せるがちょっと厳しい釣りになる。ということは、あそこしかない。11月6日は午前7時前に豊浜港集合となった。
午前6時、ポイントが空いているか心配で早めに来てしまったが、釣り桟橋にも3人ぐらいしかいない。早速荷物を置いて2人分の釣り座を確保。先に準備を始めた。
30分遅れで榊原君が登場。彼とサオを出すのは5年ぶりだ。仕事を変わってから休みが合わなくなり疎遠となったが、今回は休みが取れたそうだ。隣に入って並んでサオを出す。
5年ぶりの釣友とサオ出し（提供：週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会 中村輝夫）ムラがある豊浜港だが今回はどうだろう。夏場は良型クロダイが釣れる港内側のポイントだが、現在は港内のどこにもクロダイの姿は見えない。
コマセと付けエサ
コマセは、マルキユーのウキダンゴXをベースにチヌスパイスと濁りオカラを混ぜ合わせ、その上に細引きさなぎ、アミエビ1kgを乗せ、最後に全体を混ぜ合わせれば出来上がり。
付けエサはマルキユーのくわせオキアミ食い込みイエロー、食い渋りイエローだ。
ヘダイ登場
タックルを準備してタナを取りダンゴ（ウキダンゴ）釣りスタート。潮は徐々に上がっている。いい雰囲気のなかで投入するが、エサは残っていない。アタリもないままエサが取られる、これは小アイゴの仕業だ。常滑港もそうだが、豊浜港もアイゴが湧いているようだ。
小ダイやヘダイ、クロダイが集まってくるとアイゴの群れはいなくなるので、チンタでもいいから早く釣りたい。
そんなとき榊原君のサオが曲がったが、上がってきたのは定番の小ダイ。リリース後、またしても小ダイがヒットして楽しんでいる。
上げ四分ほどで私のウキも沈んだ。アワセを入れるとなかなかの引き込みでクロダイかと思ったが、海面を割ったのはヘダイ君。
釣友とクロダイダブルヒット
ここから釣れだすと思ったが2人ともアタリはなくなり、昼を簡単に回ってしまった。ダンゴを打っても反応がない。たまにウキにアタリを出すのはボラぐらいだ。
午後に入り、納竿の午後4時までは残り3時間。集中しなければボウズで終わってしまう。そんなとき榊原君のサオが曲がった。その曲がりを見ていて、ふと自分のウキに目をやると、ない。すぐにアワセを入れるとサオが頭上で止まった。ダブルヒットだ。良型かと思いきや引き込みが普通になってしまった。榊原君のクロダイは25cm。私もクロダイ28cm。ダブルヒットには驚いた。
釣果を手に榊原さんと筆者（提供：週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会 中村輝夫）ラスト一投はボラとヘダイ
午後3時、ウキが海中に入るアタリが出た。これもアワせてサイズダウンのクロダイ25cm。もう時間がない。再度ダブルヒットを狙ってダンゴを投入。5分後、榊原君がサオ鳴りをさせて動いたが、これはボラのようだ。
今度は私のウキが入った。スッと沈んだところでアワせると、生命反応がハッキリ伝わってくる。残念だがボラならこれもダブルヒットか。抵抗を上手にかわして浮かせたのはヘダイ。ボラではなく良かったが、この1匹で終了となった。
釣果はクロダイ2匹とヘダイ2匹。アイゴ、小ダイは結構釣れてしまった。遊ばせてもらった堤防に海水を掛けて洗い流す。来たときよりきれいにして終了した。
当日の釣果（提供：週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会 中村輝夫）
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豊浜漁港
