穏やかな秋晴れとなった、11月4日(土)、東京湾金沢八景(漁港内)の鴨下丸を訪れイシモチと遊んだ。心地いいアタリが楽しめ、食べても格別に美味しいのが東京湾のイシモチだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)
料理も楽しみなイシモチ
グループの紅一点・加茂さんも絶好調。「アジ釣りはやったことがありますが、イシモチは初めて。派手なアタリに引きも強く、楽しさ満点です。それに加えて、大そう美味しい魚と聞いているので、料理も楽しみですよ」と微笑む。
トモから左舷の様子を見に行くと、胴の間で新座市から来られた親子が竿を出している。息子の安藤太智さんは、船釣り初チャレンジ。
沖釣りベテランの父・雄二さんの指導のもと、良型本命をゲット。「船釣りは最高に楽しい。これからアジやタチウオなども父から教わり、楽しみたいと思います」と意欲満々。
置き竿に良型イシモチ
ミヨシ寄りでは、立川市からの父と娘が仲睦まじく竿を振っている。中3の汐哩さんは初めて竿を手にしたと言うが、お父さんの愛情あふる指導のもと、次つぎに釣り上げていく。折しも取り込んだ、レギュラーサイズの一荷をカメラへ向けてくれ、「アタリの感触もいいし、船釣りは楽しいですね。これからもいろいろな釣りに、連れて行ってもらいたいです」とニッコリ。
釣りセンスもよく、これから女流アングラーとして大きく成長されることだろう。父の貴生さんは娘の奮闘に大満足で、置き竿にきた大型イシモチを掲げてくれた。
当日の釣果
誰もが十分に楽しみ、13時ジャストの沖上がりを迎えた。船中の釣果は22~32cmのイシモチ10~33尾。ほか、中小アジが各自3~10尾加わり、型のいいカサゴも顔を見せてくれた。
イシモチは刺し身、塩焼き、天ぷら、唐揚げ、ナメロウ、開いての干し物など多彩なレシピがある。
イシモチはこれから来春までロングランで楽しめるので、ぜひとも堪能していただきたい。
<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>