秋晴れとなった10月22日の潮は小潮で満潮が午後0時35分。終盤が近づいたハゼ釣りを楽しもうと、満潮前後を狙って三重県鈴鹿市の千代崎漁港に午前11時に到着した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
ハゼ狙いのちょい投げ釣り
港内の小突堤や岸壁にはたくさんの釣り人が見える。港内には小さな公園やトイレがあるので、ファミリーも安心して釣りが楽しめる場所だ。
ぐるっと港内を回って様子を見ると、港内全体がのんびりムードに包まれていた。時々サオが立ってハゼが釣れると「釣れた、釣れた」と歓声が上がるが、その後はシーンと静まり返る。なかなか厳しい状況のようだ。
複数のポイントを周っていく
1つのポイントで数を釣るのは難しそうなので港内をラン&ガンして探ってみようと決め、釣り人がいないポイント1からスタートする。
イシゴカイを刺して軽く前方へ投入、仕掛けが着底したらミチイトを張ってゆっくりリールを巻き、エサのイシゴカイをアピールしていく。左右に投げたり足元まで細かく探ってみたが反応がないので、ポイント2へ移動した。
本命をキャッチ
親子連れが岸壁の角でポツポツとハゼを上げている。邪魔にならないように少し離れて投入。ゆっくりサビくと、プルプルとようやくアタリが出て10cmほどのハゼがヒット。やはりハゼの顔を見るとやる気が出てくる。
投入を繰り返して2匹追加したが、アタリが少ないのでポイント3に移動した。先客の親子がサオを出しており、距離を空けて投入する。
足元でアタリが出てハゼをゲット。岸壁際を狙い過ぎると根掛かりで仕掛けをロスしてしまう。3匹釣ってからアタリが止まったのでポイント4へ移動した。