養老川での前打ち釣りで本命クロダイと対面【千葉】ゲストにコイ

海釣り 堤防釣り

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養老川で前打ちクロダイ

同川は好不調の波が大きく、この日も期待と不安が半々。やや水潮気味の水色なのが気になる。

最近アタリが多い上流から開始。潮の流れはほぼなく、仕掛けはまっすぐ落ちていく。

しばらく探るが、アタリはない。仕掛けを上げるとエサのカニが一度なくなっていたが、反応がないので下流へ移動する。

ここで初めてアタリを感じてアワせたが、乗らなかった。カニがなくなっていたので周辺を打ち直してみるが、二度目のアタリはなし。

なんとか本命クロダイ確保

下流へ下りながら探っていく。しかし、アタリはなく、時間だけが過ぎていく。集中力が落ちてきたのでひと休み。水分を補給して再開する。

カニはたくさんあるので、弱ったらまめに交換。しばらく続けるがアタリはなく、「今日はオデコか」と思い始める。

釣り始めてから2時間が経過。ややあきらめ気分で落としていたら、着底後すぐにアタリが出た。思わず強めにアワセるとヒット。強くはないが、確かな手応えがある。ハリが外れないことを願いながらも、引きを楽しむ。そして、水面に顔を出したのは小型ながら本命のクロダイ。慎重に、すばやくタモを伸ばしてキャッチに成功。撮影後、すぐにリリースした。

大物の正体はコイ

この1尾で報われた気持ちになったが、もう少し続けることに。すると、小さいが明確なアタリ。アワセが決まると、反転する魚体が見えた。

クロダイとは違う黒い魚が沖へ一気に走る。リールのスプールを押さえる指が熱い。10mほど走って止まったところで、掛かったのはコイだと確信。すると、また沖に走ろうとしたので強引に竿でためると、ハリスが切れた。

ハリを結び直して続行したが、その後はアタリをとらえることができず終了。これから季節が進むとなかなか釣れなくなるが、年内は追いかけてみたいと思う。

＜週刊つりニュース関東版APC・大熊規男／TSURINEWS編＞