カライワシが今年も東京湾に注ぐ河川で釣れ始めた。まだ釣れ始めとあって群れは小さいが、今年もルアーフィッシングで楽しめるターゲットがまた一つ増えた。そこで、今回はこのカライワシを狙った最新の釣りと今後の傾向をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
カライワシ釣行
そんなカライワシを9月中旬に、近場の小河川で今年初めて狙ってみた。この日は雷雲が迫っていたので、日中の短時間での釣行となった。
使うルアーは、昼間なので目立つシルバーカラーのフローティングミノーを選択。これを激しく動かしていると、数投でそれらしきアタリが来た。すかさず合わせると、20cm前後とさすがに小さかったが今年初のカライワシを無事ゲットした。
その後もカライワシらしきアタリはあったが、本格的な雷雨となったのでやむなく釣りを断念した。今回はあいにくの天候だったが、続けていればもう少し釣れていたかと思うと悔しい釣行となった。
11月が本番
しかし、まだ本格的なシーズンには早いようで、アタリも釣れたカライワシも小さいものだった。例年通りだと9月にはある程度の数が釣れ、11月が最盛期となるが、今年は少し遅れている。だが、東京湾の小河川はシーバスもクロダイもこれからが本番となる。
今年は特にベイトが多く、困ったことに釣りにくい。それでも11月になれば、最盛期の釣りが楽しめる。カライワシも40cmを超えるランカーを狙えるようになるので、楽しみにこの秋を待ちたい。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>