ワームでのハゼ釣りでアタリはあるもフッキングしないという悔しい思いをした筆者。アシストフックをセッティングするという方法で見事リベンジ達成。愛知県知多市の日長川河口での釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター横井敦)
ワームで狙うハゼ釣り
ここ数ヵ月はバス釣りばかりだったので他の魚もルアーで釣ってみたくなり、思い付いたのがワームでのハゼ釣り。果たしてワームで釣れるものなのか全く分からなかったが、思い立ったら即実行で8月30日に庄内川河口の稲永公園に試し釣りに行ってきた。
アジ・メバル用のワームをジグヘッドに付けて2時間程やってみたが、5、6回のアタリで釣れたのは1匹のみ。惨憺たる結果に打ちのめされて帰ってきた。そこで、 フッキング率が悪いのはハゼの口が針まで届いていないのが原因と考え、アシストフックを追加して釣果アップを試みることにした。
日長川河口へ釣行
9月9日土曜日、台風13号が熱帯低気圧に変わり天候は晴れ。その後はまた雨が続きそうだったので、このチャンスを逃すまいと釣行を決めた。場所は以前ゴカイでハゼを釣った記憶のある愛知県知多市の日長川河口にした。
ここに決めた理由は底が砂地で障害物が少ないからだ。そして、稲永公園よりも潮の流れが遅いのでジグ単&ワームが扱い易い。この日は長潮で満潮が16時9分。最高気温の予想が33.2度と厳しい時間帯だったが、昼過ぎの釣行を決行した。
使用したタックル
当日使用したタックルは、7.3ftのウルトラライトのスピニングロッド、2000番のスピニングリール。ラインはPEライン0.6号にフロロカーボンライン6号のリーダーを連結し、その先にアジ・メバル用のワームを刺した1.8gのジグヘッドをスナップを介して結ぶ。
アシストフックは、フライ用の#12のフックのアイにPEラインの切れ端を1回通して適当な長さでループ状にして1回結ぶだけ。すごく簡単である。
早々に本命ハゼを連打
12時50分に釣り場に到着。思ったより潮位が高く砂地が見えなくなっていた。堤防上に丁度良い木陰があったのでそこで釣りをすることにした。2投目ですぐアタリがありフッキングに成功!ところがどうも重い?上がってきたのは誰かが落とした帽子と共にアシストフックにスレ掛かりしたハゼ。
何とも複雑な気持ちになりながら3投目。今度はうまい具合にアシストフックに掛かり、12cmのハゼをゲット。2匹目を釣り上げたところでワームの尻尾が切れて無くなっていた。
釣り方のコツ
3匹目を釣り上げた頃にはコツが掴めた。20から30m投げて着底したらゆっくり、大体5秒でハンドル1回転ぐらいのスピードで巻き、時々小さく3、4回シェイクする。
「ブルブルブル」と餌釣りと同様の明確なアタリが出た時は大抵アシストフックに掛かっている。メインフックに掛かる場合は、「コツン」とか「コツンコツン」といった、もう少しダイレクト感のあるアタリになるようである。
1時間でハゼ9匹
1時間弱で8匹を順調に釣り上げたがアタリが遠退いたため、巻くスピードを早めたりアクションを大きくしたりしてやっと9匹目を釣り上げた。しかし、時合いが終わったようでアタリが全く無くなった。
その後、1時間粘ったが1度もアタリが無く、暑さのせいで元気が無くなり納竿とした。木陰が無かったら2時間はもたなかっただろう。