夜釣りで海面を照らすのは魚へプレッシャーを与えるため、マナー違反と言われています。とはいえ、無点灯で釣りをするのは自分の位置が周りの人に分からず危険です。今回は使用者が徐々に増えてきている【フラッシャーライト】について解説していきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)
夜釣りは危険をともなう
夜釣りは魚の警戒心も薄れ、大物に出会える確率がある魅力的な釣りです。ポイントへ向かう時や、危険な足元を照らせるようにヘッドライトは必須です。
白色のライトで海面を照らすと、魚が散ってしまうため周りの人からも嫌がられます。そのため、あまり影響が出ないと言われている赤色灯で照らしましょう。しかしながら赤色灯も広範囲に広がるわけでなく、前方を中心に広がります。
自身の存在を知らせる
赤色灯を前方に照射しても、周りの人には自身の存在が確認できないこともあります。ルアーが自分に飛んできたり、接触事故を無くすためにも対策を講じなければなりません。
特にウエーディングする場合は、堤防等と違い立ち位置がバラバラになります。他のアングラーに位置を知らせるためにも、確実に点灯させましょう。
そんな時に大活躍するのが「フラッシャーライト」です。
冨士灯器 ZX-135
時計回りにねじると、スイッチがオンになり色の点滅が始まります。反時計回りに元の位置にねじった後、再度時計回りにねじると色が変化。青・赤・緑・白の4種類の色の点灯が可能です。
工夫するポイント
ZX-135は購入した時からカラビナがついています。フローティングベストの背中側のDカンに吊るして使用しましょう。
釣り仲間数人と同行するときには、戦隊モノのように各自の色を決めておきましょう。そうすれば、今どこに誰がいるなと分かって安心します。
付属の電池が切れたら充電池を使おう
付属の単三電池を使いきったら、充電池と入れ替えましょう。充電池自体も初期費用にはなってしまいますが、長時間釣りをする人であれば簡単に元が取れてしまいます。
フラッシャーライトで安全確保
フラッシャーライトは、近年使用者が右肩上がりに増えています。理由はプロアングラー達も多く使うようになったためだと思います。3000円程度で安全を買えるのですから、ぜひ購入し使用してみましょう。
<須藤雄飛/TSURINEWSライター>