気が付けばもう9月。夏の間にやりたかったことが、まだたくさん残っている。その中の1つがSUPフィッシング。そんな訳で9月10日、車のルーフにボードを積んで三重県・南伊勢町の五ケ所湾まで出かけてみた。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）
TSURINEWS編集部
五ケ所港でメッキ釣り
夜明けを待ち、早速向かったのは五ケ所港。SUPもいいが、その前に気になるのは今シーズンのメッキ事情だ。お気に入りのレッドペッパーマイクロをセットし、定番ポイントとなるスロープでキャストを開始する。
鏡のような水面にライズは確認できないが、控えめなバイトでヒットしたのは25cm級のサバ。本命ではないが、これも強い引きを楽しませてくれるファイターだ。よく考えてみれば、サバをトップで釣るのは初めてかもしれない。
朝マヅメにヒットしたのは25cmほどのサバギンガメアジがヒット
リリース後、同様に探っていくと今度は派手なバイト。残念ながらフッキングは決まらなかったが、あれはメッキだろう。続けてキャストを繰り返すが、その後は沈黙。スロープにはベイトの気配もないので、早々に見切って移動する。
取りあえず係留船の周りを探っていくと、ルアーの後ろの水面が激しく盛り上がった。そのままアクションを続けると水面がさく裂。同時にサオ先が絞り込まれる。ヒットしたのは20cm弱のギンガメアジ。久々の対面に気持ちも昂（たかぶ）る。ここから数回のチェイスはあったが、ほどなく鎮静化。群れの移動が速そうなので、長居は無用だ。
こちらはギンガメアジ（提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）オープンエリアでロウニンアジ
次のポイントはオープンな場所。高速のドッグウオークで誘うと、鏡のような水面にルアーの軌跡が浮かび上がる。半分ほど探ったところで突然のアタック。派手な水柱とともにヒットしたのは、これまた20cm弱のロウニンアジだ。この時期にしては良型で、GTの末裔らしい強烈なファイトを楽しませてくれた。
GTの末裔だけあってファイトは一級品（提供：週刊つりニュース中部版APC・浅井達志）ミノーサイズダウンで追釣
この後はミスバイトが続いたので、ルアーをレッドペッパーナノにサイズダウン。15cm強のロウニンアジを2匹追加するが、ここで反応が渋くなってしまった。
水面下を狙えばまだ釣れる可能性もあるが、トップに出ないメッキなんて面白さ半減。まあ、今回は様子見ということで、メッキの存在が確認できた時点で目的は果たしている。
レッドペッパーマイクロに激しくアタックしてきたロウニンアジ
