先日、和歌山にて今年初のメッキを釣ることができた。1匹や2匹などではなく連続で12〜13匹程である。そうなれば大阪南部エリアの河口地域にも入ってきているのでは?と考えて夕マズメの時間に合わせて調査を行うことにした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
メッキ狙いのライトゲーム釣行
場所は数年前よりメッキの回遊がある泉州エリアの河口へ入った。河川としてはかなり小規模であるがテトラ帯や捨て石などメッキが付きやすいストラクチャーもある小規模にギュッとポイントが密集した場所である。
タックルについて
今回も前回の和歌山釣行同様にサイズも大きくないだろうと考えてジグヘッド+ワームのコンビでサーチするためアジングロッドをセレクトした。宵姫‐華54FLにプレッソ1025番にエステル0.2号を巻いた豆アジ対応タックルである。
チャリコがヒット
堤防に入りとりあえず全層サーチで探ってみる。ダート系のワームではなくラウンドヘッドにパドル系のワームを付けた比較的波動を強めにしたセッティングである。
しばらくキャストを繰り返し変化がある場所を撃っていると、ストラクチャーの影から数匹がワームに向かって飛び出した。あえなくヒット。
ヒラウチしながらの引き方はメッキか?と期待したが……。これはゲストのチャリコ(マダイ幼魚)。しかしチャリコがいる状況はメッキの可能性が高くなった証拠である。
本命のメッキを手中
さらに下流に入りめぼしい箇所を重点的に攻めていく。時折フグの群れに遭遇して巻き上げてルアーが返ってきた頃には無残にもワームがボロボロになっていたが、めげずにキャストを繰り返しているとやっと針掛かりするアタリが出た。
引きは小さいが明らかに横倒しになり水圧が掛かる抵抗。シルバーの魚体がギラリと光った。サッと引き抜くとメッキ特有のグッグッと鳴き声がする。小さいけどメッキ。大阪湾にもメッキが入ってきていた。