先日、和歌山にて今年初のメッキを釣ることができた。1匹や2匹などではなく連続で12〜13匹程である。そうなれば大阪南部エリアの河口地域にも入ってきているのでは?と考えて夕マズメの時間に合わせて調査を行うことにした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
今季初のアオリイカと対面
メッキを発見した事に満足して付近の漁港もチェックしてみる事にした。漁港であってもメッキが入っている確率はあり突然湧いてくるようにルアーにアタックしてくることも珍しくない。しかし、この漁港にはメッキの姿は見られず……。
代わりにファミリーが釣っているサビキの周りにアオリイカらしき小さな姿が見えた。とりあえずアオリイカかどうかを確認すべくアカイカ用に持っていたナオリー1.3号を落とすと即反応。
寄って来てサクッと餌木を抱いた。小さいけど墨を立派に吐いて上がって来たのは今年の早生まれと思われる新子イカ。まだ周りにもいると思い波止を回ると次々と発見出来た。確実に大阪湾にも秋がやって来始めていると感じた。
あまり小さいイカを釣りすぎるのも良くないと思いアジングモードに移行して友人がいる漁港へ転進することにした。
アジングに切り替えて本命キャッチ
アオリイカが釣れたポイントから程近い別の場所に、友人らが居るとのことでそちらに移動。到着して状況を聞くも夕マズメに20cm前後のサイズが回遊しているらしいが、今日のところはまだ回遊がないとのこと。狙い撃ちができる可能性があるとの事で暫く粘ってみることにした。
先ほどのメッキ釣りに使用したタックルをそのままに表層から順番にレンジを刻みながら探っていく。ボトムに近いレンジに入った途端に引っ手繰られるようなアタリ。
気持ちのいいほど強い引きであったが結果はいいサイズのサバ。どうやらサバのレンジを引き当ててしまったようでサバの5連発。しばらくするとサバの乱舞が止まり急にアジが混じり出した。
どうやらサバの群れとアジの群れが入れ替わりしているようである。お目当ての20cmを超える個体がでるかと期待したが今日の群れは小さかったようで15cm止まりであったが日没まで楽しめた。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>