相模川でアユルアー釣行
8月10日(木)、相模川の釣り場は、昭和橋下流の本流側右岸。
6時に到着すると、本流左岸側に7人、右岸側には瀬尻に2人しか入っていない。瀬の中央付近には人がいなかったので、そこで釣ることにする。「瀬尻で連日30尾前後の釣果」とよく耳にするが、瀬がまるまる空いているなんて?と思いながら開始。
前日の雨で水温低め
前日に雨が降り、やや水が増えていることに加えて、少しの濁り。水温も思っていたよりも低い。
大きめの石が沈んでいるあたりから攻めていくが、反応なし。少し下っていきながら石の15mほど下流でアタリがあったものの、寄せる最中に竿を立て始めた途端にバレてしまった。
その後も、下りながら攻めるがアタリなし。周りも釣れている様子はなく、たまに掛けている人を見るものの、サイズが小さい。
前回は夕方からの釣行。水温がかなり高かったので、逆に水温が上がりすぎない朝早くからでもいいかな?と思っていたのだが、前日の雨の影響からか水温は低め。水温の上がり待ちかな?と続けた。
オモリ調整も釣果のカギ
7時すぎにポツリポツリ掛かるが、すべて竿を立て始めた途端にバレてしまう。岸側に寄ってキャッチしたアユは、腹掛かりしたり、尾掛かりしたりで、やはり追いがあまりよくない様子。
掛かったポイントをドリフトで丹念に攻めると、アタックしている感じはある。何度か通しているとき、「ドリフトの速度が速すぎる」と思い、オモリを1.8gに変更。キャストしてロッド角度を気にしながら速度調整して、ゆっくりめにドリフトさせてポイントを横切らせる。
狙いのポイントに入った瞬間、ゴゴンとアタった。キャッチしたのは21.5cmの本命。再度ポイントをゆっくり横切らせて同じあたりに差し掛かると、ゴゴッと再びアタって20.5cmをキャッチ。
それから、バラシを含めて13連発。オモリでの速度調整がバッチリ決まった。だが、キャッチできたのはそのうち7尾。その後、アタックがなくなる時間もあったが、時合いがくると連発することがあった。
最終釣果
釣れない時間は、オモリを再度軽くし、速度を上げて通すと掛かることがあった。
10時半ごろまでに17尾の釣果。そのうち背掛かりは2尾だけ。尾、腹、顔、その付近と、掛かりどころが悪いのがバラシの原因になっていたように思う。
手前のほうで掛かった瞬間が見えたときは、アタックの瞬間にギラっと掛かるが、底バレしていくことが何度かあった。イカリの形状、大きさ、ハリスの長さ、3本イカリに4本イカリと替えてみたが、調整しきらなかったのが悔やまれた。
当日の竿は9ftのML。MHにしてフッキング力をよくすれば改善できたかもしれない。あれやこれや考え、思いを馳せるのも釣りの楽しさ。「やっぱり釣りは楽しいなぁ」としみじみ思う釣行だった。
<週刊つりニュース関東版APC・平賀精一/TSURINEWS編>
相模川・昭和橋