東京湾ルアー釣りのメインターゲットであるシーバスですが、夏は釣る難易度が上がります。そこで、お勧めしたいのがタチウオとのリレー釣りです。ガイド船YOKOHAMA Diner.FCの船長が、その理由と釣り方を解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター佐藤_YOKOHAMA Diner.FC船長)
東京湾の救世主はタチウオ
ここでYOKOHAMA Diner.FCがシーバスの代わりに大推薦する魚が「タチウオ」。
その味や料理のバリエーション、さらには誰でも簡単にさばいて食べることが出来るタチウオは、近年の温暖化の影響から豊漁となり、漁師さんの家計を支えているとも言われているほどの個体数で、今や東京湾にとって欠かせない魚となっております。
従来のタチウオの釣り方
東京湾でのタチウオの主な釣り方は「テンビンでのエサ釣り」「テンヤ釣り」、ルアーを用いた「ジギング」の3種類。タチウオ乗合各船では、この3種類の釣法にてタチウオをゲットし日々賑わっております。ジギングはもちろんルアーのアクションで食わせる釣法ですが、その他2種のエサでの釣法も常にアクションをさせる「攻め」の釣法となっていることもタチウオ釣りの特徴。
シーバス・タチウオリレー
タチウオの釣りは「奥深く繊細な釣り」のイメージもあり、豪快なパワーファイト中心のシーバスフィッシングとは少し結び付きづらいかもしれません。
シーバスからのレスポンスが得られないこともある夏の東京湾において、私がシーバスアングラーにタチウオ釣りをオススメする理由は以下のとおり。
ポイントの近さ
初夏から千葉方面の浅場に多く現れますが、秋口になり大量のカタクチイワシの群れが湾内・港内に入ってくることで、ビックリするほどの近場で釣れることもあり(YOKOHAMA Diner.FCマリーナから5分圏内でも実績あり)、シーバス、その他魚種とのリレーが容易。
タックルの流用が可能
お持ちのシーバスタックルをそのまま流用可能。
強烈な釣り味
タチウオとのファイトの始まりは、時にシーバスを凌ぐほどの強烈な突っ込み。
特に「ドラゴン」と呼ばれるサイズのタチウオは、指5本以上の太さ・1mを超える長さの個体のため、水面に浮かんでくる銀色の鏡面のインパクトも凄まじく、思いきって抜き上げた時の感動もひとしお。
ビギナーゲストも簡単にゲット出来る
YOKOHAMA Diner.FCではファミリー便へのご提案をさせていただくほどに簡単に釣れるタチウオ。小学生のお子様をはじめ、釣り自体が初挑戦のビギナーゲストにも簡単に釣っていただいております。