京浜運河の穴場的なハゼ釣り場「見晴しばし公園」に出かけてきました。釣行日は東京の最高気温が36度を超える猛暑日ということで、早朝2時間という短時間釣行でしたが、25匹確保することに成功。当日の様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
さっそく本命のハゼが釣れる
ササっと準備し、袖2号の針にホタテの貝柱を米粒サイズにカットして付け、仕掛けを落とします。水深は0.5~1m。縦横斜めと、ちょっとずつ探っていくと、ようやくシモリウキがス~ッと横に引っ張られ、釣りを開始して1分も経たずに1匹目が釣れました。とりあえず「ボウス逃れ」でホッと一息。
ホッとしたのも束の間、この日はのんびりしてはいられません。潮止まり、いわゆるハゼが徐々に口を使わなくなっていき、やがてパッタリエサを喰わなくなるであろう時間が10時半と、割と早め。
この日の、東京の最高気温は36度(因みに熊谷は39度)。妻からは前日「明日はやめておけば」って、本気で言われてしまうほど危険な日。タイムリミットは8時と定め、せっせと探って数を稼ぎます。
コンスタントにヒット
釣りを始めて1時間が経過した辺りから、周りにいた釣り人が帰り支度をし始めました。それもそのはず、ここ「見晴らしばし公園」は、日影が一切ない釣り場。雲一つない青空が広がり、かつ無風の真夏日は、ちょっと考え物かもしれません(汗)。
ちなみに筆者がよく行く「大井ふ頭中央海浜公園」は、釣り場(しおじ磯、はぜつき磯)が運河の東側にあり、背後には木々が生い茂っていることから、早朝は日陰になります。ご参考まで。
それでも、目標と定めた8時まで頑張って、何とか25匹。サイズは7~10センチと、そこそこのサイズで喰いも良かったことから、針サイズはもうちょっと大きめ、袖4~5号もしくはハゼ針5~6号で良さそう。
お盆明け以降は、ハゼ針6~7号も道具箱に入れておくと良いかと思います。潮を考えると、あと1時間はこの喰いの良さが続くと予想したのですが……力尽きる一歩手前でした(汗)。
暑さが少し和らぐお盆明けに
コンスタントにアタリがあり、ハゼの湧き具合も順調であることが確認できました。足りないものは「涼」ですかね(汗)。お隣の「大森ふるさとの浜辺公園」では、最近急激に多くなったクマゼミの暑苦しい鳴き声が響いていました。
「穴場スポット」は、お盆が明けた頃……せめて朝晩がもう少し涼しくなる頃がおすすめです。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
見晴らしばし公園