いよいよハイシーズンに突入する福井県・三国沖のイカメタルを楽しむため、7月1日に釣友と福井県坂井市の九頭竜川ボートパークの飛龍に乗船した。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版 APC・伊藤新治）
TSURINEWS編集部
イカメタル釣行
午後5時すぎに現地に集合すると、早速タックルを準備。5時半すぎに出船し、20分ほど船を走らせる。湾内は前日からの雨で濁りがひどかったが、沖は比較的に濁りがない。状況は良さそうだ。
タックル図（提供：）ポイントに到着するとアンカーが落とされ、船長の合図でスタート。鉛スッテは船長の指示通り20号の緑赤に、エギは赤黄をチョイス。明るいうちはベタ底でマイカを狙う。
バチコンでアジ釣り
底から5mまでを重点的に誘うがアタリなし。すると乗船者がバチコンでアジを釣り上げたところで、私もすぐにバチコンに変更。
サミングしながら仕掛けを底まで落とし、リフト＆フォールで誘いを入れる。少しずつタナを上げていくと底から3mほどで、サオ先が激しくたたかれた。
アワセを入れてドラグは緩め、グイグイと巻いてくると狙い通りのアジだ。その後しばらくアジを狙うが、アタリなし。
イカメタルで本命マイカ
7時すぎにライトが点灯したため、再びイカメタルに変更。船長からの指示ダナは15m前後だったので、底までフォールさせず20mから誘いを入れていく。私の誘いの基本は狙いのタナの少し下まで落とし、巻き上げてタナを合わせる。
ぽってりしたマイカ（提供：）誘いはリフト＆フォールやシェイクだが、必ず誘う前と同じタナで食わせの間を入れる。アタリがなければタナを徐々に上げていく。
なかなかアタリがないのでタナを25mまで下げると、ようやくコツンとしたアタリ。アワセを大きく入れるとサオが大きく曲がる。グイグイ巻き上げてくると本命のマイカだ。
サバの猛攻に苦戦
その後、徐々にイカの活性も高くなり、マイカが連発する。10時すぎまではいい感じで数を伸ばしていくが、徐々に水面にサバの大群が現れて激しくライズし始めた。
するとサバのアタリが交じり、なかなか釣りにくい。鉛スッテのカンナにサバが掛かることもしばしばで、数を伸ばせない。
ならばとバチコンに変更し、アジを1匹追加したがその後は落とす途中でサバがヒットするため、再びイカメタルに変更する。最後はポツポツとマイカを追加し、この日の釣行は終了。
サバがわいてくるまではマイカが好調にヒット（提供：）最終釣果
釣果はマイカ31匹、アジ2匹と、まずまずの釣行に終わった。今年はマイカの調子も良さそうなので、今後も三国沖のイカメタルで大いに楽しめそうだ。
ベタ底を狙ってナイスサイズのアジもキャッチ（提供：）
＜週刊つりニュース中部版 APC・伊藤新治／TSURINEWS編＞
