今回は、熊本県天草市にある通詞島で行ったエギング釣行の模様をお届けします。梅雨の荒天の中、1ハイのアオリイカを手中に収めました。攻めるポイントの選定基準や荒天時に注意すべきことについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ふくしまりょうた)
通詞島で梅雨のエギング釣行
今回エギングを行ったフィールドは、熊本県天草市にある通詞島。天草本土とは橋で繋がっており、アクセスもしやすく狙える魚種も豊富なのも魅力の一つです。
釣行日は7月7日、雨のち曇りの雷雨。潮回りは中潮でした。前回の釣行に引き続き、エギングにてアオリイカを狙っていきます。
使用タックル
ロッド::エメラルダス STOIST RT 76MMH
リール::EXIST LT2500S-H
スプール::ノーマル
ハンドルノブ::ゴメクサス
バランサー::ゴメクサス
ライン::UVF エメラルダスデュラ センサー×8 LD +Si2
リーダー::エメラルダス リーダー エクストリーム II 10lb.
使用ルアー:デュエル EZ-Q.キャストプラス喰わせ3.5号 日中ピンク
潮通しの良いエリアを攻める
前日から激しく雨が降り注いでおり、河川の近くの港はかなり濁りが入っていたため、少しでも早く潮が入れ替わるように潮通しの良い通詞島、東側にある新波止場にエントリーしました。
午前5時30分頃上げ潮のタイミングで釣り開始。ここの新波止場は、上げ潮のタイミングだと外海より内側の方が釣果が上がる印象なので、丁寧に手前から探っていきます。
軽くキャストしボトムまでエギを沈めて軽く3回ほどしゃくりあげたものの、手前の浅いところにはアオリイカは確認できませんでした。その後、堤防の先端付近の水深があるエリアに移動しました。
河川の近くはなるべく避ける
そもそもアオリイカは海水域に生息しているので、真水は好みません。河川の近くをポイントとして選ばなかった理由は、濁りの入った真水を避けるためです。
釣行をしているとまれに釣れることもありますが、数はそんなに多くはありません。短時間での勝負が多くなるこの時期では、少しでもポイントを絞って確実に釣り上げたい人も多いと思うので、是非参考にしてみてください。
落雷には要注意
急な雷雨に見舞われたときは、落雷による感電を避けるため、遠くで雷の光や音がした場合はすぐに釣行を中断し安全の確保に努めてください。
雨で高波や落水の危険も高まりますが、釣竿のほとんどはカーボン製で長い作りのものが多いため、雷が落ちやすいとされています。遠くで雷が鳴ったり、光ったりしたらすぐに釣行を中断し安全の確保をすようにしましょう!
命あっての魚釣り。救命胴衣の着用もお忘れなく。
900gのアオリイカを手中
堤防の先端に移動してみると、かなり潮が動いていて今にも釣れそうな状況。沖の潮目めがけてキャストし、ラインテンションをかけてゆっくりと足元までエギを動かし手前の潮目がよれている部分に入れてみます。
するとテンションのかかっていたラインがフッと軽くなってアタリを察知。鋭くフッキングをし足元まで寄せてくると、900gほどのアオリイカをキャッチすることができました。
<ふくしまりょうた/TSURINEWSライター>
通詞島