6月30日(金)、再びソウギョ(草魚)と対峙して見たくなり荒川中流域へと釣行。完全な初場所での短時間チャレンジではあるが、場所選びで筆者の勘が冴え、見事にメーターオーバーのソウギョを手中に納めることができた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
釣場を確保してスタート
ローライトな天候でいかにも釣れそうな気配。しかし、パンを撒き始めても、なかなかサカナが寄る気配はない。開始直後は厳しい状況だったが45分ほど経過したころ、目の前に90cmUPクラスの大ゴイが姿を現した。
下流から本命登場
このサイズ感なら自己記録サイズを間違いなく超えそうなコイだなと見惚れつつ、ぷかせたパンをバクバク食べている。
ローライトの効果に感心していると下流側よりさらに大きな魚影が突如に現れた。
ソウギョとのバトル開始
大物2尾を目の前にして数秒怯んだ私だが、これほどのチャンスは絶対に逃さない。
コイが上流側へ移動し始めたタイミングでソウギョの進行方向にパンをぷかせた。すると警戒なくパクリと口に入れる。瞬間アワセると巨体は下流へと一気に下る。
時計は13時01分、掛けた巨大魚は下流へ下りリールからどんどんラインが引き出されていく。だが50m前後で止まりこちらも巻いて寄せていく。
前回にヒットした時と同様に近くまで寄せては走られるの繰り返し。しかし今回はパワーのある5000番のリールに、4号ラインを巻いているので、前回より相当に戦いやすい。
37分間のバトルを制したのは筆者
1度岸付近まで寄せた際にサイズ感が分かり、メーターオーバーは確実なサカナ。やりとりよりもタモ入れ時が1番重要な釣りであることを念頭に入れつつ、慎重にやりとりを継続した。
30分ほど経過したころから私優位な状況になりタモ入れのタイミングを図る。岸に寄せた瞬間に沖側からタモ入れして御用となった。
勝利に浸り感謝してリリース
釣り上げたソウギョは素晴らしくキレイな魚体で、計測すると全長110cm叉長104cm胴回り64cmと素敵な大物。
そしてメーターオーバーのソウギョと記念撮影をさせてもらい感謝してリリースした。まさか初場所でいきなり本命が釣れるとは思いもよらず、感動に浸り暫くの間動けなかった。