突然ですが皆さんは使っている魚探メーカーの会社見学に興味はないでしょうか?私はどんな会社なのか興味がありまして、レジャー用魚探の国内トップシェアを誇る、ホンデックスへ大人の社会科見学に行ってきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
カスタマーサービス担当者にヒアリング
敷地内の中ほどにあるマリンカスタマーサービスセンターにもお伺いしました。
そこでマリン製品修理担当の小笠原さんに、今現在の修理にかかる必要日数や、修理に対する考え方をお聞きしました。
とても修理に対して熱い人で、信頼できるサービスを受けることができそうだなと感じました。現在は月に平均200件ほどの修理依頼が来るそうです。修理は、海水使用での魚探が多く持ち込まれているとのこと。
特に最近はコロナ禍でカヤックやゴムボートでポータブル魚探を使用されるユーザーが増加。船体ごと転覆し魚探が水没したので点検して欲しいなどの依頼が増えているそうです。今のところ魚探の完全防水はまだできてはいないとのことでした。
ユーザー対応の早さが魅力
修理、点検のスケジュールですが、製品到着後、修理にかかる費用や点検結果をできるだけ早くお客様に連絡するように会社内で取り組んでいるそうです。目標として、製品到着後一週間以内で連絡・回答ができるように心掛けているとのことでした。海外メーカーさんではそんなに早くは対応できないと思います。
お客様からよく寄せられるトラブルは『電源が入らない』というもの。しかし、カスタマーセンターで本体のテストをしても電源が問題なく入ってしまうこともあるそうです。
原因として考えられるのは、ボート側の電源配線等にトラブルが起きているケース。もし、魚探の電源が入らない!という状況になった場合は、ボート側の電源ケーブル等に異常が無いか?バッテリー等の不具合は無いか?などの確認をお願いしますとのことでした。
会社見学の感想
本多電子の超音波科学館は誰でも無料で入場できることがポイントです。見学の際は事前予約が必要ですので、本多電子ホームページをご確認ください。ガイドの人も付いて案内して頂けるので、とてもわかりやすく教えていただけます。
沖釣り好きお父さんも楽しめて、小学生以上のお子さんは、超音波についての実体験もできて夏の自由研究にもってこいだと思います。ぜひ愛知県に遊びに来た際は立ち寄ってみてください。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>
本多電子 超音波科学館