6月も中旬に差し掛かろうとしている梅雨の中休みの休日。午前2時に自宅を出発し、今回も釣り仲間と筆者の2人での釣行した。さて、今回の場所は鳥取県の千代川水系の支流エリア。先月初めて訪れ、森の深さや素晴らしい渓相に心奪われ、1か月振りに再度訪れたのだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・落合浩大)
釣友と一緒に渓流ルアー釣り
去年の春から始めた渓流釣り。昨シーズンは渓流仲間が居らず、一人での釣行ばかりであったが、今シーズンからは筆者の古くからのソルト仲間の一人が渓流釣りデビュー。前回の釣行から一緒に行っている。現地へ向かう道中も、釣り談義に花が咲き、目的地まであっと言う前に着いたという感じだ。
当日の状況
到着は午前4時半。前回とは違う支流へ。しかし、目的の支流は水量がかなり少なく、川幅も狭い。悩んだ末、前回と同じ支流へ。天候は少し肌寒い感じで、小雨が降り続いていた。雨は歓迎だが、前回と比べると水量が少ない。
とりあえず、前回人生初のイワナを釣り上げたポイントからスタートフィッシング。
当日のタックル
ロッド:5フィート UL スピニングロッド
リール:スピニングリール2000ハイギア
ライン:ナイロンライン0.5号
ヒットルアー:もののふ45s アカキン
まずは以前イワナがヒットした場所へ
河原へ降りたのが、午前5時ぐらい。初夏ということもあり、すでに明るくなっている。筆者が入渓した場所は、前回人生初のイワナを釣った場所だ。入渓点から行ける所まで遡上して行くプランである。
まず、河原へ降りて感じたのが明らかに前回よりも水が少ない。私は、渓流釣り歴がまだ1年ちょっとである為、引き出しが少ない。今回のような渇水時の効果的な攻め方を知らないのだ。
ソルトルアーであれば、年数だけは長いことからそれなりの引き出しはあるのだが、渓流釣りに関してはまだまだ経験値が足りていないのが現状。それでも少ない引き出しの中からプランを組み立てて、いざ実釣。
原流域でアマゴ手中
まずは、もののふ45sのアカキンをセット。少しでも水深のある淵などを中心に攻めていく。アップやダウンで攻めるもチェイスすら無い状況。1時間ほど釣り登ったのだが魚影すら無い。そこで一旦退渓し、違う支流へ再入渓。
今度は完全に源流域での釣り。川幅も狭く、水量もあまり無かったのだが、しばらく釣り上がる。すると小規模な淵を発見。もののふをアップに投げアクションは強めで、巻きスピードは少しゆっくり。
「コココココン」いきなりアマゴが飛び出してきてヒット。13センチ前後の小さい魚だが、こんな源流域にまでアマゴがいるとはびっくりした。残念ながら撮影しようと一眼レフを用意している間にネットから脱走してしまい写真は撮れず。
それ以上は川幅の狭さと水量の少なさでここは諦め退渓。ただ、退渓時も周りの景色が秘境感満載で、それだけでも来た甲斐があるなと思いながら次のポイントへ。