北関東屈指の清流と言える群馬県を流れる神流川は、水の透明度の高さが抜群で、アユが美味ということでも有名。コロナ禍で立ち入り禁止になった時期もあったが、昨年は釣れるアユが良型で、しかも数が出て好調だった。私も釣友と訪れたところ、20~23cm30尾以上も釣れて、数回通うことになった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・谷知典)
北関東屈指の清流
同川は、規模のわりに放流量が多く、冷水病対策として増水と発症後に分散放流している。そのため、壊滅的な打撃はなく、初期、中期、後期といつ行ってもそれなりに釣れる。
また、神流湖から湖産の天然遡上があるため、下流域に入ると釣れる魚の感じがガラッと変わり、小型ながら目印がぶっ飛ぶことも。天然魚が釣れるのも楽しみのひとつだ。
のんびり楽しめる
近年は大手メーカーの地区予選大会なども行なわれて有名になったが、変化に富んで入りづらい隠れた場所がたくさんあるので、のんびりのどかに楽しむことができるだろう。
支流にもある程度放流されているので、短竿も忘れずに。混雑する日に当たってしまった場合、支流で思わぬ大釣りができることもある。
釣行前に状況をチェック
神流町地区は南甘漁協、上流の上野村地区は上野村漁協管轄で、それぞれ解禁日が違うので要注意。南甘漁協管轄の解禁は6月3日。
釣行前に、ホームページ上で情報を詳しく更新している天野刃物工房(オトリ店)の『今日の神流川』、または漁協のホームページで、河川状況を確認するといいだろう。
ちなみに、同川は関東の河川ではめずらしく、ふるさと納税で年券を入手できる。
<週刊つりニュース関東版APC・谷知典/TSURINEWS編>