ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ

アジ(マアジもマルアジも)は、釣り味も食味も抜群で、ご飯のおかずや酒の肴など様々な料理ができます。また、波止などの小アジ釣りは、海釣り入門みたいなものでなじみの深い狙いものです。ここでは、明石沖のボートで狙うアジ釣りで、それも尺サイズが回遊するスリリングなサビキ仕掛けで狙う釣り、その肝となる部分をご紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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釣果を伸ばすコツ4選

ここからは、釣果アップのコツを紹介します。

潮の通るポイントで回遊を待つ

瀬付きのアジ狙いならば、嬉しくなるような魚探反応が出ますが、ここではほぼ期待できません。一気に回遊して来る群れを待ち受けます。回遊ルートはそれなりにあるので、実績場の潮筋にボートを流すのを繰り返します。

タナは底層

瀬で釣るには中層でしょうが、タナはいつでも底層です。オモリは、底から50cm以内をキープして、底を確認する動きが誘いです。これができるようで難しく、上手く潮に同調させます。

前述の細いラインもここで効果が出ます。時合いになると、明確にググンググンと型物アジ特有の力強いアタリが出ます。

サオは手持ちで

常に底取りをして、潮の流れで仕掛けが浮かされないようにするには、サオは手持ちです。オモリは、40-50号を使用していますが、80mのラインの抵抗が大きく、潮に同調させて流さないと仕掛けが浮き、ラインを出せば出すほど釣れません。

釣り船の船長の腕ですし、小型ボートでは、潮だけでなく風の影響も強く出ますので、前後進をしながら仕掛けを浮かさないようにします。ですから、ボート釣りで、この水深は潮と風を選び、特に風が強ければ万事休すです。

スムーズに巻き上げる

ググンググンとアタリが出れば、最初の引きと暴れをいなし、速すぎの巻き上げは禁物、常に柔らかい負荷がかかる速度でスムーズに巻き上げます。ドラグは緩めです。

暴れた時にサオとドラグでいなしますが、アジの口は薄いので無理をすると切れ、ハリ外れをしますので、テンションを常にかけて、サオをしならせます。ドキドキヒヤヒヤのスリリングな80mの長い巻き上げです。そして、最後は必ず玉網ですくいます。玉網は必須です。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ玉網があるとバラしにくい(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

釣ったアジは、エラをはさみで切って、イケスかコンテナで泳がせながら血抜きをして、失血死したらクーラーへ移します。尺サイズは、脂があり身も大きく刺身やタタキにうってつけです。

また、それを使った丼や鯵寿司は、たまらん肴です。これからの夏に向けて、型物を釣って冷たいビールと晩ご飯たらふく、アジ釣りの醍醐味です。

ボートで狙うアジサビキ釣り攻略【明石沖】タックル&釣果アップの4つのコツ食べてもおいしい明石沖のアジ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

<丸山明/TSURINEWSライター>