今回は私のホームグラウンドの1つ、岐阜県美濃市の長良川中央漁協管内を紹介したい。今年の長良川中央漁協は長良川、板取川(片知川を含む)武儀川、津保川、全川一斉に6月1日解禁だ。今年も天然遡上は順調、期待で胸が膨らむ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

長良川本流・松ヶ瀬
本流の長良川のお勧めポイントは松ヶ瀬。松ヶ瀬は鮎の瀬大橋の100mほど下流にあるトモ釣り専用区で、管内でも人気ポイントの1つだ。流れが急で岩盤や大きな石が入っているおり、漁協管内でも1、2を争う良型アユのポイントだ。右岸左岸、どちらからも入川可能だが、左岸は河原に駐車可能なのでこちらから入川する人が多い。

松ヶ瀬が混雑していたら、すぐ上流に鮎の瀬があるので移動しても良い。松ヶ瀬は流れが速く水深があるので、オモリや背バリを付ける方が良い。盛期はトロ場に群れているアユが、夕方に人が少なくなる時間帯に瀬肩から急瀬に出てくるので、良型が入れ掛かりになることがある。

右岸側の急瀬は上級者向けだが、松ヶ瀬では1級ポイント。右岸から入川するときは、右岸側に流れが通っているので立込まないでいい。
今年の長良川も、天然遡上の引きの強いアユで楽しませてくれると思う。特に終盤は大勢の人でにぎわうので、トラブルのないようにアユ釣りを楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>
長良川・鮎の瀬大橋付近