中国製ベイトフィネスリールを徹底レビュー 試投では2gシンカーで15mと十分な結果に

中国製ベイトフィネスリールを徹底レビュー 試投では2gシンカーで15mと十分な結果に

工業製品の製造国といえば中国。もはや世界の工場といっても過言ではないでしょう。そんな中国の釣具メーカーKINGDOM(キンドウム)のマイクロモンスターというベイトフィネスリールを購入しましたので、レビューしてみたいと思います。ベイトフィネスという繊細さが必要なジャンルのリール、国産リールのように軽い物が扱えるのか、安かろう悪かろうなのか、チェックしていきます。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・のんらとる)

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のんらとる

川スモールとオイカワを中心に近所で釣りをしている1児の親父。今後はフライでウグイ、鯉、バスを釣ってみたいと画策中。

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いざ試投!

実際に試投してみたので、その結果をレポートします。

タックルデータ

・ロッド ゾディアス168L-BFS
・ライン レグロン パワーFCアパッチ 6lb

キャスコンはクラッチを切ってもルアーが落ちない程度に調整してあります。

2gシンカー

飛距離は約15m。マグネットブレーキ4以下だとバックラッシュしてしまうので、強めに設定したほうが快適に扱えます。マグネットが弱いのかも知れないので、ネオジム磁石への交換を検討中です。

中国製ベイトフィネスリールを徹底レビュー 試投では2gシンカーで15mと十分な結果に試投した2gシンカー(提供:TSURINEWSライター・のんらとる)

ワーム(2.5g)ノーシンカー

飛距離約18m。重さがやや増えたので投げやすくなりましたが、やはりマグネットブレーキは強めが安定するようです。2g以下も試してみたところですがが、より柔らかいロッドがないので断念しました。

中国製ベイトフィネスリールを徹底レビュー 試投では2gシンカーで15mと十分な結果に試投した2.5gワーム(提供:TSURINEWSライター・のんらとる)

重めも試してみる

先ほどの2gシンカーとワーム(2.5g)=4.5g。実釣で使うリアルな重さでキャストしてみました。飛距離は20mを優に越え、軽い力で気持ちよく飛びます。これは実釣が楽しみですね。

大手メーカーとの違い

決定的に違うのは、バックラッシュするとスプールにラインが噛んでしまう事が多々あり、酷いときはサイドカップを開けて取り除いてやる事が必要です。

これはラインが傷み、下手するとスプールエッジでラインが切れてしまうので、ダメな人はダメでしょう。

また、サイドカップを開けると僅かにバリが見受けられます。(個人的には気にならない程度です。)

まとめ

6550円でこのクオリティーはすごいに尽きます。見た目も安っぽさを感じないですし、巻き心地は良好、ややブレーキがピーキーですが軽いルアーを十分扱えます。

ブレーキの調整をしやすくする為にマグネットをネオジムに交換してみたいと思いました。

バス釣りにおいては自重135g、ドラグ4kgは少し華奢な印象かなと思います。もしかすると渓流ベイトのほうが向いているかも知れませんね、おそらく1gクラスもそこそこ飛ばせるでしょう。

中国メーカーのリールがここまでレベルが高いとは正直驚き、いずれ国産大手メーカーに肉薄するのでは!?と思います。

個人的に次はスピニングリールを試してみたいですね。今後も中国メーカーのリールには要注目です。

中国製ベイトフィネスリールを徹底レビュー 試投では2gシンカーで15mと十分な結果に実釣が楽しみ(提供:TSURINEWSライター・のんらとる)

<のんらとる/TSURINEWSライター>