HONDEX(ホンデックス)の魚群探知機は、小型モデルからプロモデルまで幅広く、乾電池駆動の小型ポータブル魚探から専門漁師向けの魚探まで、様々なニーズにあわせた豊富な製品ラインナップが特徴です。多彩なオプションパーツもあり、お客様サポートも充実していて初心者の方でも扱えます。魚探のステップアップを考えている人に参考になれば幸いです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
PS-900GP-Di
PS-611CNⅡと同シリーズの液晶9型モデルがPS-900GP-Diです。機能面が充実し、魚群探知機での釣りが快適に行えます。
メリット
メリット1:とにかくスマートなデザインで画面が見やすいです。ボタンの配列も画面が大きいので操作しやすく荒れた海でもしっかり操作できました。覗き込まなくても確認できるのもうれしいポイントです。
メリット2:周波数を2周波同時に表示できるのも良い所でした。PS-611CNⅡの場合、2周波はDeepモデルでは使用できますが、いちいち設定を変えないといけないので毎回変える人はこちらをおすすめします。
メリット3:出力が600Wあるので、水深が深くてもPS-611CNⅡより深い場所を探れます。こちらの場合はインナーハルでも問題なく作動していました。
メリット4:おさかなマーク、インパネモード、等深線の任意設定などの機能が搭載されています。おさかなサイズと深度表示までついているので今どのくらいの深さにどのぐらいの大きさの魚がいるか、おおよそ分かりました。
デメリット
デメリット1:価格がPS-611CNⅡより高価です。値段は購入の際の最重要要素かと思います。
デメリット2:PS-900GP-Diは乾電池で利用できないです。バッテリーでもある程度大きいバッテリーでないと長時間使用できません。 PS-611CNⅡに比べると倍以上の消費でした。PS-900GP-Diは後付けバッテリーが必須ですので船内が狭い人や広く使いたい人には不向きかもしれないです。
デメリット3:PS-611CNⅡより本体重量がありますので自分でうまく艤装するなどしなければいけません。マウントするのに後付けのパーツはなく、色々工夫が必要です。
2つとも良さがあり一長一短
ゴムボートデビューの人や魚探初心者の人であれば必要最低限の機能は備わっているPS-611CNⅡをおすすめいたします。
深場をメインで釣りをされる方,もしくは大画面で鮮明に見たい人はPS-900GP-Diが良いでしょう。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>