天草市一帯では、周期はランダムですが、イルカに追われた「鯖子」が港へ逃げ込み、港内で釣れることがあります。そこで今回は、「サバング」ならぬ「サバゲー」の釣行の模様をご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松永一幸)
鯖子狙いのルアー釣り
鯖子はサビキで狙う地元アングラーも多く、釣りの人気ターゲットです。本年は、今月13日に「鯖子」が入って来ていると地元の人から情報をキャッチ。ゲーム性を重視して、アジングタックル&メタル系リグで、「鯖子」を狙うことにしました。
狙う時間帯
朝マズメから午前中いっぱいがおすすめ。しかし、潮が動いている状況では、港内を回遊している為、釣れるタイミングは継続する傾向にあります。
誘うアクション
「高速ただ巻き」「トゥイッチ」「ジャーク」と、早い話が、メタル系リグを「キラキラ」させるアクションが効果的です。たまに、食わせのタイミングを作るのをお忘れなく。
早速のヒット
サイズは可愛いのですが、見た目に合わない、中々の引きです。不意に、ドラグもそこそこ出ますので、スリリングなやり取りが釣り人の心をくすぐります。
投げては釣れる怒涛の勢い
撮影には失敗しましたが、メタル系リグを競う様に追い回す姿は、中々テンションが上がります。更に、ヒットした鯖子がフラッシングする為、遠くの鯖子の群を呼び、凄い数になるタイミングもしばしば…
群れで動く魚種ですので、立て続けに釣果が出ます。もしかしたら、高活性の中の高活性で、カラー・種類を問わず、メタル系リグなら、何投げても釣れる状況かも知れません。
酷い時は、フォール中に飲み込んでしまっているパターンも多々ありました。
潮止まりで食いも止まる
突然、パタっと当たりがなくなりました。タイドグラフで確認すると、「潮止まり」の様です。このタイミングが、納竿の目安でしょうか。まさに「潮時」という言葉がぴったりですね。
釣果と注意と感想
数釣りが楽しめるので、ついつい沢山釣ってしまいがちですが、「釣り過ぎ」に注意しつつ、家族で食べられる量を設定し、その目標を目指して釣行すると、ゲーム性も高まり、イベントとしても楽しいのでおすすめです。
また、見た目のサイズよりパワーがあり、「釣り」の醍醐味も味わえるので、家族や恋人と一緒に楽しむと、盛り上がりは上場ですよ。
しかし、命の大切さを念頭に、魚の扱いには注意が必要です。優しく、丁寧に、魚に触れない様にし、ダメージが少ない魚はリリースへ。また、キープする魚との境界線はハッキリとしていただけると嬉しいです。
「痛むスピードの早い魚」ですので、首を折、血抜きを行い、素早く冷やすこともお忘れなく。
デイアジングと並行で楽しめるので、回遊しているこの時期にぜひお試しください。
<松永一幸/TSURINEWSライター>