前日ワインドでサバが連発したので、サバ本命タチウオも狙って三連休の二日目も大阪南港にきた。多少想定が足りず少し不満を残したが、それも改善点である。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
当日の状況
満月回りの大潮二日目。風はほぼない。上げ潮、17時スタート。時合いは目に見えるほどサバがいるので、まあ大丈夫だろうと考えていた。
タックルはバスロッドMLをベースにセッティングして、メタルジグでレンジをかえながら狙った。10~14gを頻用。先イトに30lbを20cm程度残して、タチウオがきたときに釣りきることができる保険を張った。
光量のあるうちにメタルで
昨日はワインドでサバがよく釣れた。本意ではないが、何も釣れないよりいい。しかしサバというのは基本的にジグ単かメタルジグで釣るものだ。ジグ単ではこの春から散々辛い目に合っているので、うまく高活性なサバに合えば釣れるだろうメタルに期待をかけた。何よりハリ数が多いので、バラしにくいはずだ。
しかし昨日の釣りから学びきれていない部分も多かった。17時スタートだと、ちょっと気が焦れるような光量だったのだ。早いこと釣ってしまわないと日が暮れる。そうなるとメタルが効かなくなる。とはいえ、まあ1投目から釣れたので、「大丈夫だ」と思いながらレンジをかえてサバをサーチした。
サバがしっかりメタルにバイト
メタルは14gを頻用した。ちゃんと釣れる。バスロッドでもまあまあ引く型である。春には本当に10cm程度だったものが20cm強になっているので、持ち帰ってもおいしいだろう。しかしこの日はオールリリース。いちいちシメていると日が暮れる。しかしメタルから外すのにも手間取り、ちょっと時間がもったいない。
ジグ単では難しいのか?
20cm級のサバならアジングロッドのジグ単でも比較的はっきりとしたアタリを出すのだが、やはり釣りきることが難しい。事実、前日の釣りでもアジングでなんとかサバをひねりだしたが、2尾釣るのに1時間かかった。3バラシ。密度がある程度あっても、そういう渋い釣りになる。