エサ
エサはアジです。見た瞬間、えっ!?って、なるような大きさです(笑)。でも、間瀬のヒラメはこれを食いにきます。アジはカラーバリの3本針のハナダイ仕掛けで釣ります。
針にオキアミはつけないとのこと。ですが、かなりこの日は釣れて2人で60匹以上釣り上げ、お土産用に氷と海水を入れたクーラーボックスの中に入れていきます。途中で止めてヒラメの準備を進めるのも良いです。
光海丸特製泳がせ仕掛け
ハリスは18号の極太です。これを簡単に切るのですから、凄いです。右側から、上アゴ、肛門、フリーの順につけていきます。
船長は船でアジの大きさを把握して、仕掛けを作っています。ワンセット1000円で販売しています。初めての方や、慣れていない方などは、購入をおすすめいたします。
暗くなると泳がせ釣り開始
辺りは暗くなり、船のエンジン音が一気に加速。それとともに、灯りがつき始め、一斉に大型アジを海に落とします。灯りがつき始めて30分、船長が「イワシの反応が出たから、サビキでイワシ釣ってエサにするといいよ!」とアナウンス。
サビキを急いで用意して、海に投入します。プルプルと竿先に反応があり、上がってきたのは、5cm位のカタクチイワシ……です(笑)。船長が見て「それは……(笑)」と、苦笑い。自分は本来のアジでやることを決意します。
基本の釣り方
仕掛けにアジをつけたら海底まで落とし、船長の指示ダナで待ちます。この日は「3m」とのこと。3mまで上げたら、待ちます。たまにエサのアジの確認をして、再度海底から3mで待ちます。ヒラメがエサを食い、竿が海面に突き刺さるくらいまで待つといいそうです。
もちろん前アタリがなく、急に突っ込むパターンもあるので、注意が必要です。あくまでも、食い込むまで待つスタイルです。早合わせは禁物です。
アタリが全くない状態
周りを見ても反応がなく、船は異様な静けさです。常連さん方などは余裕な感じで、ご飯を食べ、話をして楽しそうです。自分は去年の直江津で、ヒラメを釣ることが出来ず完敗。デジャヴが頭をよぎります。
釣った尺アジは元気に泳ぎ回り、竿を見ても反応はなく、元気なエサのアジが、竿を揺らしている感じです。
ミヨシ側でアタるもすっぽ抜け
船長が「前であたったけど、すっぽ抜け……(笑)」と。常連さんの方を見てみると悔しそうにされています。友人が常連さんと話してアジを見せてもらうと、ヒラメのかみ跡が。アジのお腹に4か所の点々の傷があります。
友人はバレる瞬間を目撃したとのことで、その時の竿の曲がり具合を聞くと、真鯛用の竿が海面に突き刺さり、凄かったとのことです。間瀬沖のヒラメは凄いとこの時確信し、竿に集中します。
常連に良型ヒラメヒット
やっぱり常連さんは凄いです。ミヨシ側を見ると竿が弧をえがき、凄い引きです。写真はNGとのことで、とるのをやめました(笑)。慣れている感じで、竿を操作しています。
上がってきたのは、「普通に大きい……」と口に出した時、船長が「まだまだ小さいよ」と。間瀬のヒラメの大きさは、どれぐらいが大きいのか……、考えただけでも鳥肌が立ちます。