30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】

30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】

間瀬港、光海丸で30cmのアジを泳がせ、乗っ込み前の大ヒラメ狙い。出た!85cm6.5kg!

新潟県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)

アバター画像
荒木清

小学生前から親の影響で釣りを始め、ハゼやテナガエビ、フナから始まり今じゃあオフショアのマグロまで釣り好きで船舶免許も取り、暇さえあれば船やレンタルボートで大海原へ出ています。

×閉じる

船釣り エサ釣り

エサ

エサはアジです。見た瞬間、えっ!?って、なるような大きさです(笑)。でも、間瀬のヒラメはこれを食いにきます。アジはカラーバリの3本針のハナダイ仕掛けで釣ります。

30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】泳がせ釣りに使うアジをキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

針にオキアミはつけないとのこと。ですが、かなりこの日は釣れて2人で60匹以上釣り上げ、お土産用に氷と海水を入れたクーラーボックスの中に入れていきます。途中で止めてヒラメの準備を進めるのも良いです。

光海丸特製泳がせ仕掛け

ハリスは18号の極太です。これを簡単に切るのですから、凄いです。右側から、上アゴ、肛門、フリーの順につけていきます。

30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】光海丸特性泳がせ仕掛け(提供:TSURINEWSライター荒木清)

船長は船でアジの大きさを把握して、仕掛けを作っています。ワンセット1000円で販売しています。初めての方や、慣れていない方などは、購入をおすすめいたします。

暗くなると泳がせ釣り開始

辺りは暗くなり、船のエンジン音が一気に加速。それとともに、灯りがつき始め、一斉に大型アジを海に落とします。灯りがつき始めて30分、船長が「イワシの反応が出たから、サビキでイワシ釣ってエサにするといいよ!」とアナウンス。

30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】サビキ釣りで泳がせ釣りのエサを確保する(提供:TSURINEWSライター荒木清)

サビキを急いで用意して、海に投入します。プルプルと竿先に反応があり、上がってきたのは、5cm位のカタクチイワシ……です(笑)。船長が見て「それは……(笑)」と、苦笑い。自分は本来のアジでやることを決意します。

基本の釣り方

仕掛けにアジをつけたら海底まで落とし、船長の指示ダナで待ちます。この日は「3m」とのこと。3mまで上げたら、待ちます。たまにエサのアジの確認をして、再度海底から3mで待ちます。ヒラメがエサを食い、竿が海面に突き刺さるくらいまで待つといいそうです。

もちろん前アタリがなく、急に突っ込むパターンもあるので、注意が必要です。あくまでも、食い込むまで待つスタイルです。早合わせは禁物です。

アタリが全くない状態

周りを見ても反応がなく、船は異様な静けさです。常連さん方などは余裕な感じで、ご飯を食べ、話をして楽しそうです。自分は去年の直江津で、ヒラメを釣ることが出来ず完敗。デジャヴが頭をよぎります。

30cmの尺アジを豪快に泳がせて85cm6.5kgの大型ヒラメを釣る【新潟・光海丸】エサの尺アジ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

釣った尺アジは元気に泳ぎ回り、竿を見ても反応はなく、元気なエサのアジが、竿を揺らしている感じです。

ミヨシ側でアタるもすっぽ抜け

船長が「前であたったけど、すっぽ抜け……(笑)」と。常連さんの方を見てみると悔しそうにされています。友人が常連さんと話してアジを見せてもらうと、ヒラメのかみ跡が。アジのお腹に4か所の点々の傷があります。

友人はバレる瞬間を目撃したとのことで、その時の竿の曲がり具合を聞くと、真鯛用の竿が海面に突き刺さり、凄かったとのことです。間瀬沖のヒラメは凄いとこの時確信し、竿に集中します。

常連に良型ヒラメヒット

やっぱり常連さんは凄いです。ミヨシ側を見ると竿が弧をえがき、凄い引きです。写真はNGとのことで、とるのをやめました(笑)。慣れている感じで、竿を操作しています。

上がってきたのは、「普通に大きい……」と口に出した時、船長が「まだまだ小さいよ」と。間瀬のヒラメの大きさは、どれぐらいが大きいのか……、考えただけでも鳥肌が立ちます。

次のページで80cm超え座布団ビラメが堂々浮上!