筆者に6.5kg大ヒラメヒット
わずか数秒のことです。左側写真は、ヒラメが掛かる前で、右側の写真は、掛かった直後の写真です。竿先が海面に突き刺さり、凄い勢いでドラグが出されます。急いで竿を持つと……重量感と、引きの凄さで、只者ではない……これが本当にヒラメの引きなのか!?と疑うほどの引きの凄さと重量感です。動画を撮っていたのですが、最初、完全に腰が引けています(笑)。
船長が自分に気を使ってくださり、「大丈夫です、落ち着いて、ゆっくりとやって下さい」との声をかけてもらいました。この言葉で落ち着いて、無事に85cm×6.5kgのヒラメを上げることができたのです。
まだまだ上がいる
船長が「もっとデカイの釣ってください」と言ってくださいましたが、その時余裕がなく、勘弁して下さい……と話した時には船長が笑い、まだまだ大きいのいますから、頑張って下さいとのことです(笑)。
友人にも良型ヒラメ
ここから、ヒラメ祭りが始まります。この口で30cmアジを食べるから、18号のハリスでも、いい所にハリ掛かりしないと、切れてしまのも分かります。自分はヒラメを上げてから、ハリスが切れたのであと少し遅かったら……と考えるとゾッとしましたが、船長のタモ入れは、安心感があります。
ふと、見ると船のあちらこちらで掛かっています。常連さんも歓喜の声をかけてくれます。ちなみに友人にもヒットし急いでリールを巻き上げます。竿が太いせいなのか……あまり、引いている感じがしませんが、竿先を叩いている感が、見てもわかるので、掛かっていそうです。慎重にやり取りして無事に取り込むことができ、友人も感動です。
アタリあるも掛からず
友人も上げた後、ハリスが切れたので、船長にお願いします。また自分の竿にアタリがあり、慎重に待ちますが中々食ってくれず、待つこと10分、まだ遊ばれている様子です。なんだろう?と竿を持ち上げても軽いです。
上げてくるとなんとエサのアジがボロボロです。ついでにハリスまでボロボロ。船長にお願いし、仕掛けを用意してもらいます。犯人が何なのか?小さいヒラメか?それともエソか?もしかしたら……と思いながら、人が少なかったため、ルアー釣りを横でやると、速ヒット。上げてくると、みんなのアイドル……エソ君です(笑)。エソは逃がすとエサを荒らすため、逃がさないでとのことです。
それを機にアタリがなくなったので、もしかしたら、自分のアタリは、エソだったかもしれないです。他の乗船の方は、竿がしなり、仕掛けが切られたとのことです。聞くと、細ハリスを使用とのことで、2回切られたとのことです。
状況次第で
本来のヒラメの仕掛けではまず、歯が立たないです。ハリスは18号以上と船長は話します。あまり太すぎても食わないとのことなので、難しいです。船長はまず、その日に釣れたアジのサイズで仕掛けを決め、仕掛けを作り始めます。理にかなったやり方で、自分も凄く、勉強させられます。
アジ釣りなども、潮の濁りや天候、アジの食い方で、途中で仕掛けを変えたりすることもあるそうです。その時期のアジにより、コマセを使うか、使わないかを判断して、いつもお客さんに朝、話しをして、仕掛けを決めているそうです。
最終釣果
最終釣果は、ヒラメが85cm&60cmの2枚、アジ60匹、ソイ30cm、エソでした。
光海丸さんでは、出船前に氷やレンタル品などを、すべて決めるので注意が必要です。あと、料金なども、コマセや仕掛け、燃料高騰のため少し変わっている物も。船長に事前に聞くことをおすすめいたします。
<荒木清/TSURINEWSライター>