概況&タックル
【概況】
外川の源正丸では6月18日、5kgの良型を頭に4~6尾。
17日は4.5kgを含み1~4尾と数・型ともに好調。
飯岡の隆正丸では6月18日、1.8kg含み1人で4尾。
15日は1.9kgなど0~5尾だった。
【タックル】
標準的なタックルはイラストの通り。
船宿によってはライトタックルも可。
感度がよく、よりスリリングなやりとりが楽しめ、手持ちでも疲れにくいのが利点だ。
トラブルがないよう、事前にミチイトやオモリの号数は確認しておこう。
ポイント
外川地区は利根川河口~外川沖の広大なエリアを、飯岡地区は真沖を攻める。
特に後者は、一般的な船を流して広く探る〝横流し釣り〟ではなく、岩礁や魚礁周りをピンポイントで攻める〝ポイント釣り〟で狙うことが多い。
水深は10~20mほどと浅いため、横走りの強烈なファイトを楽しめる。
釣り方
ポイントに近づき船がスローダウンしたらイワシを付ける。
付け方はイラスト参照。
親バリは上アゴに掛けるのが基本。
魚が小さい場合などは鼻掛けがいい。
孫バリは根掛かりが少ない場所は腹掛け、多い場所は背掛けと使い分ける。
タナはイワシが底上0.5~1mを泳ぐように取る。
濁り潮や低活性時は低め、澄み潮や高活性時は高めにセットするといい。
根が荒い場所ではるのが無難。
竿は手持ちが基本。
こまめにタナを取り直せる。
これが誘いになりやすい。
置き竿にする場合もタナの取り直しは欠かさずに。
アタリはゴンゴンと明確に現れたり、モゾモゾと竿先にでたりと様ざま。
じっくり食い込みを待ってもいいが、活性が高い今の時期は早めに聞きアワせても十分掛かる。
ヒットしたら竿の角度を水平以上に保ってリーリング。
取り込みは必ずタモを使おう。
調理
夏は鮮度が落ちやすいので、取り込んだらすぐに血抜きをしてクーラーへ入れよう。
「冬が旬」と思われがちなヒラメだが、この時期も食味は十分。
上品な白身は刺し身や焼き物、煮物に最適。
たくさん釣れたら唐揚げや味噌漬けなどにアレンジしてみるのも面白い。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>