3月25日、YouTubeチャンネル「釣り女子部」のイベント釣行が岐阜県美濃市の美濃フィッシングエリアで行われた。メンバーであるホシノカオリさんが参加して、イベントに花を添えてくれた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
美濃フィッシングエリアで釣りイベント
このイベントは初心者から上級者問わず、釣りをみんなで楽しもうという趣旨のもの。ハードルを下げるため初心者の募集もしていたが、朝から小雨が降っていたためか参加者はエリア経験者である3人と、小規模での開催となった。
簡単なあいさつを済ませると、各自早速準備を開始する。この日の参加者はルアーマン1人とフライマンが2人。大治町から参加してくれた大岡雅之さんは、スタートから早速サオを曲げている。
ヴァルケインのハイバースト1.6gの明滅系カラーがやはり強い。カウントダウン4で中層を通して、大きなアタリが連発している。
その情報を元にカオリさんも同じスプーンを選択するが、レンジかスピードか、何かが違うようでファーストヒットはあえなくフックアウト。連発を続ける大岡さんとは対照的に、その後も沈黙の時間が続く。
フライの参加者も
少し離れた場所でフライを楽しんでいた2人を見ると、こちらも朝イチの活性が高い時間をエンジョイしている。
自らタイイングしたフライを、1つ1つ試して釣趣を楽しんでいたのは、多治見市から参加の吉川明人さん。今年に入って初めての釣りのようで、「久しぶりの釣りはやっぱり楽しいね」と魚とのやり取りを楽しんでいた。
カオリさんもフライに初挑戦
昼を迎えイベント参加者の3人は順調に数を伸ばしていくなか、唯一釣果に恵まれなかったのがカオリさん。ルアーローテやレンジを変え、パターンを探していくが、時間経過とともに魚の活性が下がり大苦戦。
ルアーで苦戦しているカオリさんを見て、フライを楽しんでいた多治見市から参加の戸松治一さんが、急きょフライフィッシングをカオリさんにレクチャーすることになった。
初めてのフライフィッシングで慣れないキャストや、長いフライラインに悪戦苦闘しているカオリさん。それでも少しずつロールキャストで奥へ奥へとフライを送り込み、ポイントまでなんとかインジケーターが届いてくれた。
イトフケを取り待っていると、魚がフライに興味を示して近づいてくるのが分かる。「近づいてきてますね」と目を凝らしていると、インジケーターが不意に沈む。びっくりしたようにロッドを立てるが、ここはすっぽ抜け。