今年のGWは、家族で釣りを楽しみたい!という方も多いのではないだろうか。だが、そこは自然を相手にする釣り。釣果が得られるかは運次第……と思いきや、家族でもほぼ確実に釣果を得られる釣りがある。今回は、家族でアマゴやニジマス釣りが楽しめる管理釣り場、小柿渓谷放流釣り場を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
管理釣り場(放流釣り場)とは?
管理釣り場とは、川や池を人工的に仕切った場所に魚を放流して釣らせてくれる場所のこと。これは海でいうところの「釣り堀」に近い。多くは人里から少し離れた山奥にあり、水のきれいな場所で養殖されたアマゴやニジマスといった渓魚を放流している。海の釣り堀ほど料金が高額ではない上に、道具立ては非常にシンプル。釣り具のレンタルを行っていて、手ぶらで行ける場所も多いため、初心者にもオススメの釣り場だ。
小柿渓谷放流釣り場
著者は子供のころから様々な管理釣り場を訪れていたのだが、今現在ならば三田市にある小柿渓谷放流釣り場がイチオシだ。市街地からもアクセスしやすい立地というだけではなく、多くの魅力がある。詳しくみていこう。
施設が充実
管理棟は休憩所も兼ねており、空調が効いているため非常に快適。トイレ・無料駐車場も完備しているし、飲み物やカップ麺の販売もある。許可を取ればバーベキューも楽しめるのだが、コンロ・炭・塩など一式揃った道具セットを1800円でレンタルできるのも嬉しいところだ。(2023年4月現在)
エサ販売&レンタル釣り具あり
アマゴ用の貸し竿は1000円、仕掛けは1セット500円となっている。エサはミミズ(350円)・イクラ(500円)・ブドウムシ(600円)を販売しているし、ニジマス区画用のルアーも販売中なので、小柿で実績のあるルアーを現地で補充できる。
管理人の方々がとても親切
著者は色んな管理釣り場を訪れてきたが、小柿の管理人の方々は非常に感じが良く親切で、とても丁寧に接してくれる。今回の記事を書くための写真撮影(突然の簡易的な取材)にも快く応じてくださる方ばかりなので、大変気持ちよく釣りができる。
区画分けされている
釣り場がきっちり区画分けされているので、他人とのトラブルをそれほど気にしなくていいのは、家族連れにとって大きなポイントだ。ただし、自分放流区画を放棄して別の区画に行く場合、自分の区画に人が入ってきてしまうことも想定しておこう。また、誰もいない区画に移動するのはまだいいが、釣り人がいる区画に勝手に入るのは絶対に避けよう。
エサ釣りとルアー釣りが楽しめる
小柿はエサ釣り(アマゴ)とルアー釣り(ニジマス)の区画に分かれているので、好みの釣り方を選べる。今回は著者が行っているエサ釣りについて説明していく。