3月17日、福井県・越前沖へ、仕立船でヤリイカ釣りに出かけた。当日は私含め6人が乗船。午後4時ごろに港へ到着し船長とあいさつを交わして、タックルを積み込んでいく。私は右舷ミヨシに座を構え、準備を整えていく。やがて港を出ると、船はヤリイカのポイントへ向かう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
イカ玉発見で時合い到来
やがて船長がイカ玉を発見。左舷前方の海面下に、白く大きなヤリイカの大群が寄ってきた。このタイミングで船中では、イカの乗りが良くなり騒がしくなった。私も再びサオを出してボトム周辺で誘いを入れると、すぐにアタリがありサオが曲がった。
巻き上げるとサオが大きく弧を描き、重量感が伝わってくる。ゆっくり巻き上げると、イカの強い引きが楽しい。手繰り寄せると船ベリで大噴射。エサ巻きスッテをがっつり抱いた極太級のオスヤリイカだった。
午後9時前後からプチ時合いに入り、全員が無言で無我夢中で誘い続ける。この時間帯からウネリが収まり、船酔いしていた林さんもここからサオを出す。そしてヤリイカを仕留めて、ニンマリ笑顔になった。
サオ頭は62匹ゲット
やがて沖上がり時間が告げられ終了となった。そんなこんなで終わってみれば、私の釣果はヤリイカ22匹。良型ぞろいで満足した。ちなみに千田さんがサオ頭。胴つきでヤリイカ62匹だった。
翌日わが家の夕飯はヤリイカの刺し身を食べると、上品な甘さとコリコリとした食感は最高だった。おいしいヤリイカ釣りはイカがだろうか。
<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>
越前沖